パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

コートールド美術館展 魅惑の印象派 at 東京都美術館

2019年10月05日 | アート・文化
サブタイトル通り、珠玉の印象派作品てんこ盛りです。
60点と点数は少ないですが、その分じっくりと鑑賞できます。
印象派・ポスト印象派だけでなく、新印象派、ロダンの彫刻までも含みます。

コートールドは、レーヨンの製造で財を成した人です。
当時のイギリスの美術界は保守的で、印象派など見向きもしなかったのですが、コートールドは印象派の作品を肯定し、イギリスおいて印象派を普及させた人です。
ロンドン大学附属コートールド美術研究所を設立、そのなかに美術館が設置されています。


元が研究機関ですから、今回の展示物の一部はX線等の画像を用いて詳しく解説しています。
そこで私が気になった点を。
1)セザンヌの書簡:彼の美術論が見受けられた
2)作画を放棄した作品たち:未完成の作品は作者の意図をリアルに感じる気がする。
3)コートールドの著作物:美術研究だけではないところ。
4)マネの「草上の昼食」:オルセー美術館の「草上の昼食」それの習作?が見れた。
5)新印象派の点描の習作:シニャック、スーラが点描する前のドローイング。

作品そのもの感想は、多くの方がアップすると思いますので、省略。
というか、一晩経ったら、忘れてしまった(笑)
「全てが素晴らしい。見落とすことが出来ない。印象派好きならば。」だけが残りました。

マスコミに騒がれる前に観ることをお勧めします。
若冲やクリムトの様に大混雑が予想されます。
コメント
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