パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

黄瀬戸・瀬戸黒・志野・織部 -美濃の茶陶 at サントリー美術館

2019年10月26日 | アート・文化
桃山時代、岐阜県の美濃(東濃地域)で生まれた斬新な茶陶は当時大いに流行し、盛んに作陶されたそうです。
本展では、「姿を借りる」「描く」「歪む」「型から生まれる」をキーワードに、美濃焼の魅力を紹介。
第二部は、近代の美濃焼き作家の作品。数寄者(すきしゃ)の旧蔵品を紹介しています。
数寄者とは、実社会において大成し、茶の湯に熱心で、多くの茶道具を所有する人です。

その審美眼によって収集されたコレクションを眺めると、こう思ってしまいます。
昔の多くの日本人は貧乏であったが、少数のスーパー金持ちが存在して、その美的センスも超一級品のであった、と言う事実があります。
美的センス = 経営センスであるのか?
現代でも成功した起業家はいますが、果たして数寄者と言われる程のセンスを持っているのか?と。
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