パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

王 衍成(ワン ヤン チェン)現代芸術展 at 上野の森美術館

2019年07月14日 | アート・文化
怪しい展示会。
上野の森美術館で突如催しています。
しかも12日間と言う短期間(7/15まで)。

受付の兄ちゃんは中国人。微妙なアクセントながら流暢な日本語で話します。
その兄ちゃん曰く、「突然、急遽開催となった」
そのため、日本語の解説文、パンフレット、カタログもなし。
入り口の説明文も中国語。
フランス語と中国語、どちらにしようか悩んだ挙句、「漢字があるから中国語で」と言うぐらい、取り急ぎの展示会となりました。


以下、その兄ちゃんのお話です。
この作者は1980年にフランス国籍を取得。日本では知られていないが、フランス、ニューヨークでは人気があるそうです。
この展示品は全て売却契約済み。中には4億円のものがあります(動画で説明)。
フランスでの個展が終了後、次の開催地ニューヨークへ輸送する途中、急遽日本での開催が決まったそうです。
それは、国会議員からの強い申し出があったから。
その国会議員とは?動画の最後に登場します。

政治的な話はさておき、作品について感想を述べます。
ロールシャッハ検査みたいな絵を描く画家はたくさんいるだろう。しかし、この人に人気があるのは、他の画家との微妙な差がある、と言うことでしょうね。
村上隆が作ったメイド姿のフィギュアがルーブル美術館に展示され、ン億円の値がつくアートと認識されたように。

永延と同じモーチーフの絵ばかりでしたが、見飽きない作品でした。そこが微妙な差なのかもしれません。

色々ありますけど、無料です。写真撮影も可能です。
3連休、時間つぶしに行っても良いかもしれません。

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