パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ジョルジュ・ルオー展 at 出光美術館

2015年12月06日 | アート・文化
良いですな、ルオー。
子供でも画けるんじゃないか?と、思われる単純な線に見えますが、これが違うんだね。
この線で、悲哀を感じさせるというか、感傷的な気分にしてしまうルオーの作画は、ただ者ではありません。
さすが、国葬された画家であります。

最初期はこいう、師であるギュスターヴ・モローの言う事を聞いて、このような真面目?な画を描いていました。


そして、師の死後、作風が変わりました。足かせが外れた?


初期~中期にかけては、青を基調とした悲哀を感じさせる絵です。こう言うの、日本人には堪らないでしょうね。ものの哀れを美徳とする我々としては。
  

晩年は、黄色や赤を多用する、明るい雰囲気となります。
彼は、敬虔なクリスチャンですから、ある境地に達したのでしょう。
  
コメント
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