JSN■沖縄県民緊急フォーラム「開会の挨拶」呼びかけ人 仲村俊子
仲村俊子
ただいまご紹介にあずかりました仲村俊子でございます。
紹介にありましたように、私は去年米寿を終わりました。
しかし、いつお迎えが来てもおかしくない年なんですが、「ちょっと待ってください」と。「私、やることがあるんです。」
「沖縄のために、日本のために、」
「まだやることがありますので、お迎えはちょっと待ってください。
「用事が済んだらこちらから行きます」
と、今お願いしているところなのです。
今日、お集まりの皆さんは、昔で言えば金鵄勲章をいただくような方々です。
英雄の方々です。今ふうの言葉で言うと、人生の金メダリストであると
私はご尊敬申し上げます。
おめでとうございます(拍手)。
それはなぜかと言いますと、今日のこの集いは日本を救う、
アジアの平和を築く救国運動の突破口を築く日だからです。
日本は建国以来、二千六百七十年になります。
いろいろな国難がありました。黒船の時もありました。
元寇の時もありました。60年安保も革命寸前のことがありました。
しかし、今ほどの国難はありません。
自分たちが立ち上がらないと、この国は滅びるんです。
私はこの目で沖縄の流れをずっと見てまいりました。
ですからもう年なんか考えておれない、
そう思って今日皆さんにお話しできることは話しておきたいという思いで、
ここに立たせていただきました。
沖縄の現状はと申しますと、
県議会が全会一致で普天間基地の返還を、県外国外で全会一致で決議しました。
沖縄には保守はいなくなった。そしてついで那覇市長、那覇市議会も全会一致です。
本来自民党の議員が多いと私は覚えていますけれども、これがどういう風の吹き回しか、
自分の友達に言わせるとみんな宇宙人に頭をやられてるんじゃないか、
という返事が返ってきました。
全会一致で基地を県外・国外に移せと。
何か聞くところによりますと、沖縄の「21世紀ビジョン」、
これが基地のない平和な島を築くという文言が折り込まれているそうです。
これは世界じゅうに国が日本だけあったならば、
どこも国がなくて日本だけが地球上に国があったならば、
この夢は夢のままではなく基地がなくても平和が保たれるかもしれません。
皆さん、中国は沖縄は自分のものだと、それを日本が盗んだと言っているんです。
だから取り返すと言っているんです。
こういう時に基地がなくて、はたして平和が維持できるだろうか。
恐ろしいことなんです。
そしてもっと恐ろしいことは、日本じゅうの安保廃棄の団体が、
これは安保廃棄統一連というそうですが、その全国組織の事務所が那覇市の泊にあるんです。
そして今、総力を挙げて安保廃棄を今度こそということで、安保を破棄してアメリカも
立ちきって、基地を全部なくして丸裸にして、そのあとどうなるか、
もう目に見えているじゃないですか。
こんな恐ろしい時代を迎えて、60年安保の時も革命寸前だと言われました。
だけどあの時の総理は断固として安保堅持するという強い意思を持っていました。
しかし、現在は鳩山総理を取り巻いている方々は安保廃棄を今まで目指して戦ってきた方々、
人々なんです。
それが日教組なんです。
私が現役の時に見ました。
ポスターを貼られていました。
そのポスターの前を通る時は、絶対こんなになってたまるか、
私は握り拳を握りしめて歩きました。
それはどんなポスターだったかと言いますと、
「沖縄を日本革命の拠点にしよう」こんなものだった。
これは今から数えると43年前です。
私の記憶では。そういうポスターが貼られていたのは43年前です。
その43年かけて、着々と沖縄を洗脳していったんです。
基地があるから戦争になる。
だから基地撤去だ、
と洗脳していったのです。
そして今、日米安保50周年記念のこの年に、今こそ民主党政権ができて、
それを取り巻く団体が皆左、皆安保廃棄のメンバーですから、
今こそ安保を廃棄して日本を中国の属領にできると。
そういう狙いを持って全国から沖縄に集中しています。
ですから沖縄から安保堅持の声を上げないと、今、私たちの未来はありません。
ですから第二次大戦で命をかけて戦ってくださった従軍の方々は、
第二次大戦に負けたとはいえ、今日本には自由があります。
平和があります。
その英霊の方々の遺志を受け継いで、私たちが日本を守らなくちゃいけないという
固い決意を、この場で固めていきたいと思います(拍手)。
英霊の方々の遺志にそって、昨日、護国神社に参拝して皆様方の死を無駄にはしません、
この美しい日本、平和のある日本、自由のある日本を絶対守りますと誓ってまいりました。
皆さん、頑張りましょう。
よろしくお願いします(拍手)。
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