時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

ジョンの提案。

2021-03-30 | MUSICのこと
Imagineをリピートして聴く夜がある。

真夜中に覚醒めて、眠れなくなった時のわたしの処方曲だ。

震災の後も、友を亡くした後も、しばらくはImagineを子守唄代わりにスリープモードでリピートしないと眠れなかった。

ジョンが唱えたうつくしい世界に身を置ける日は人類になかなか訪れそうにないけれど、
それでも想像すること、夢みることは出来る。

そうありたいと願うこと
あきらめないこと
それがたいせつなのだと
ジョンが教えてくれた。

15歳で出逢ったこの歌を55歳の今も同じ気持ちで聴いている。

Imagine all the people sharing all the world.

ひとつの星に生きながら
いつまでも愚かな争いを止めない人類。。。
ジョンが50年前に願ったことは、本当はそんなに難しい不可能なことではない。

ひとが、ひとを自然をこの星を
ただ愛すればいいだけのことなのにね。

真夜中に覚醒めて
ひとり地球を想う夜です。

さぁ寝なくちゃ。。。




マスクとおやつの時間

2021-03-28 | essay

お釈迦さまもマスク!

職場の幼稚園でも基本的に全員マスク着用。

マスクを外すおやつの時間はおしゃべり禁止。

おやつの時間なんてめちゃくちゃ楽しい時間のはずなのに
しーーん。
うっかり喋ってしまう子には
「しぃ~だよ!」と真顔で注意するわたし。。。

ここは…修道院か??
という空気感。

以前のワイワイ食べていたおやつの時間がわたしも恋しいよ。

いろんなことが変わって
それが子どもたちの「園の日常」になってきている。

去年入園した子どもたちも一年経つが、これからも彼らはわたしのマスクなしの顔をみることがないままに成長していく。

眼だけでも表情が伝わりやすいように、前髪もなるべく短くカットするようになった。

マスク越しでは、遠くにいる子にニッコリしてもあまり伝わらないのが残念だ。
以前は側にいない子にも「ちゃんとみてるよ」という気持ちを込めてニッコリすれば伝わったものだが。。。
やはり、口がニッコリじゃないとニコニコマーク🙂じゃない。

眼だけで表情を出そうとしているせいか、近頃おでこのシワが殖えたことに気づく!

今後も続くマスクの日常。
子どもたちの表情も見落とさないよう気をつけよう…。

子どもたちがワイワイおやつの時間を楽しめる日が来ることをこころから願う。。。




サクララビリンス

2021-03-26 | essay

桜はどうしてこうヒトを魅了するのでしょう。

またまた夜のヨリミチさんぽ。

おつきさんがサクラの迷宮の奥に〜〜。
ずっとみてるとくるくると舞い落ちていきそう。
頭上にあるのにフシギだ。

近所のこの公園ができた頃は、ヒョロヒョロの子どもの木だった桜たち。
ビル風に吹かれて心もとないほど揺すぶられていたのに、20数年経った今ではすっかり立派なオトナの桜の木に成長しました。

成長した姿を見上げて
なんだかしみじみしてしまう夜でありました。




うつくしい化身

2021-03-21 | essay






ここのサクラはなんとも不思議な顔を持つ。

明るい時に近付いて観てみるとかわいらしい姿。

少し離れて眺めると何だか妖気を放って近寄りがたいような。

そして、ライトアップされた夜桜の姿は、まるで花魁の化身のようになる。
ちょっとひとりで観るのは怖いくらい。

今年もライトアップされるかな。
今度よるさんぽに立ち寄ってみよう。


いってきます の木

2021-03-19 | essay

気づけば、いつの間にかもう
ぽんぽんとポップコーンの季節が来ていた。

シゴト先の幼稚園へ向かう登り坂にあるこの木は、季節を教えてくれる先生。

こまめに手入れされているようで、時に急にはだかんぼうになって驚かされる。

葉が落ちた後、かなり小ざっぱりと矯められていた。
坊主頭みたいにされちゃったなぁと思っていたら…突然の弾けたような開花にまたまたびっくり。

遠目に見上げるとまるでポップコーンそのものなのである。

息を切らして自転車で長い坂道を登りながら、チラと見上げて「いってきます !」と気合いを入れる。

ココロの中でね!


春の一幕

2021-03-18 | essay

まだあどけなさの残る中学生男子が
花壇に咲いた白いお花に顔を近づけてじっと見ている。
珍しいなぁ、虫でもいるのかなと何気なく見ていたら
花びらを一枚だけスッと抜き取って、何事もなかったかのように立ち去った。

何だか不思議な一瞬の光景。
彼はその後あの花びらを何に使ったのだろう。

恋のおまじないか?
それとも魔術?

うららかな春の午後のフシギな一幕でありました。



春は黄色から!

2021-03-16 | essay











Yellow Flowers!

ハルガキタヨと教えてくれるのはいつも黄色い花だと
この春気づきました。

そして!最初に舞う蝶も黄色いチョウ。

今日、何匹も黄チョウに出逢いました。

黄色はキモチも明るく照らしてくれますね。

花に、蝶に励まされて
明日も地に足を着けてがんばろう。

さくらと北極の白くま

2021-03-14 | essay

近所のお寺を通ったら
枝垂れ桜がちらほらと
花開いていた。

近年本当にどんどん開花時期が早くなり、入学式の風物詩だった桜が卒業式の風物詩になってしまいそうな勢い。

桜を見上げて
氷上のホッキョクグマを想うよ。。。
(写真:大住潤氏のポストカードより)





ちいさな黄色い贈り物

2021-03-10 | essay

使いさしのまま放置して忘れていた白菜。
気づいたらお花が咲いていた!

刈取られても野菜はちゃんと生きてるんだなぁ。
なんだか、しみじみ。じんわり。感心。

まだ見ぬ花をも内包した生命を丸ごと、普段考えもせずお腹に入れているのだなぁ。

小さなかわいい黄色いお花。思いがけない贈り物。
せっかくなのでしばらく飾ってからいただくことにいたします。
改めて、生命に感謝!



わかりやすい夢

2021-03-09 | essay

道に迷って目的地に辿り着けない夢をみた。

どうやら、転職した初日なのに道に迷って数時間遅刻しているというシチュエーションらしい。

ちなみに、わたしは筋金入りの方向音痴なので実生活でも道に迷うことは日常茶飯事である。その為遅刻しないよう早めの行動をとるのが常。

夢の中で、今更なんて言って連絡を入れよう…と悩んでいるうちに
「あぁ、夢の中だぁ、良かった、電話入れなくていいんだ〜」と安堵して目覚めた。

なんて、わかり易い夢なんだろう。

そんなコトだろうと思いつつ夢占いを見てみると、
道に迷って目的地に辿り着けない夢は「未解決問題へのストレス」とな。

はい。その通りでございます。

デジタル音痴のこのわたしが、今web上で あたらしいことにチャレンジし始めているのだけれど、実に複雑で(わたしには!)、なんとも面倒くさいのである(わたしには!)。

そうしたことに明るい友人がいないことはないのだけれど、このコロナ禍で直接会いに行くのも憚れるし、web の分からないことをweb で教えてもらうのはもっとややこしい。
しかも、web上の分からないことはそもそもわたしの勉強不足の無知によるものであることは十分承知しているので、自分でひとつひとつ学んで調べて納得するしかないのである。

イライラせずに、落ち着いて一歩ずつ。

自分に言い聞かせてゆっくり進もう〜。

人生一生勉強だ〜。




古本の海へ

2021-03-07 | 本 のこと

 
なんと一年以上振りに古本市へ。
古本の海なら、何時間でも時間を忘れて潜っていられる。

古本の海はこの世の極楽だ。

ちいさいおうちの布張大型本に出会った。
英語版は十年位前に出会ったもの。
原本に忠実なバージョンもあったのね。

子どもたちによく読んだのは岩波書店の小さいサイズ。
今も絵本棚に眠ってる。

今回も厳選して数冊購入。

古本市。
至福の時間。

本はいい。つくづくいい。
一冊一冊がいろんな世界へのドアだ。


インドの香り

2021-03-04 | 本 のこと

インドの香りが届いた。
毎年アジアの国々へ生地の買付けの旅に出ている友人からの贈り物。

昨年春、インドで足留めされつつなんとか帰還した彼女。

すぐにまた会えるつもりでいたのだけれど、コロナ禍で気づいたらもう一年経つのね。

本を貸していたことをすっかり忘れていたのだけれど、
本と共に、インドのブロックプリントのハンカチとヒマラヤの黄色いお皿が。

ありがとう、インドの香り。
毎年渡航する彼女には、現在の状況は窮屈だろうなぁ。。

ちなみに、貸していた本は、矢萩多聞氏の「たもんのインドだもん」「インドしぐさ事典」

多聞さんのインドのエッセイ、温かくてだいすきだ。

いつかきっとわたしも行きたい。
熱いインド。
強く永く望んでいれば、きっと叶う!と思いたい。

わたし、あてもないのに2年前にパスポートを新しく作ったばかり。使える日が来ることを祈っておくとしよう。


Doll Festivalに。

2021-03-03 | essay

先日、久しぶりに立ち寄った古本屋さんで出逢っちゃった。

キレイにしてあげて
お洋服を着せたら
すっかりおしゃまさんに。
うちのキューピーちゃんとご対面。
わたしが物心がつく頃からずっとたいせつにしている子たち。
だいすきだった伯母、ちゃこのおばちゃんにもらった子たち。毛糸のお洋服も伯母が編んで着せたものだ。

旧日本興和銀行の貯金箱ソフビ人形。
見た感じほぼ同じ時代に生まれたこの子は、この約50年どこでどんな時間を過ごしてきたのだろう。
はだかんぼうで逞しく世間を渡り歩いていたのかな。

これからはうちの子です!
巡り会えてよかったね。

今日はひな祭り。
我が家へようこそ!


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