時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

オートウォークな日々

2019-01-31 | essay
時間があまりに早く過ぎて、まるで動く歩道を歩いているみたいに感じてしまうことがある。

やりたいことが山盛りすぎて形にするのに時間が掛かりすぎ、気持ちが追いつかないまま日が暮れてしまう。

なんてもどかしい。

一日の時間が倍あればいいのに、なんて思うが、倍あったところで、わたしは同じことを思うのだろう。

そんなときこそ
あえて立ち止まって
いい空気を深呼吸だ。



空は驚くほど青く澄みわたり、なんと、もう白梅も開き始めてる。

こころを鎮めて
地球の時間に同調しよう。 






マイケル・ケンナ写真展 再び。

2019-01-24 | 展覧会・アート のこと



恵比寿で打合せがあったので、早目に行って
二度目のマイケル・ケンナ展へ寄り道。

写真はもちろんのことだけれど、上映されている撮影ドキュメンタリーがまた観たくて。

前回そのドキュメンタリーをみて、マイケル・ケンナ氏の撮影の姿勢にいたく感銘を受けた。

写真は、物語だ。

今回も涙が溢れそうになって困った。

肖像写真家として
一本の木に向き合う姿がなんとも美しい。

尊厳のあるこの木を「彼女」と呼んで敬意をはらう。

このドキュメンタリーを目にする前に、
たくさんの写真展示の中で、この木の写真に惹かれてしばらく立ち止まっていた。

そして、
美しい女性みたいな木だなぁ。。。

と漠然と感じて眺めていたので、実はドキュメンタリーを観て驚いた。

やっぱり「女性」として
あの木の肖像写真を撮っていらしたんだ。。。

こころをニュートラルにして直観だけで芸術に向き合うって大事。

知ることに遅すぎることなどない。

この冬、写真家マイケル・ケンナを知ることができたことに感謝したい。



マイケル・ケンナ


東京都写真美術館
「マイケル・ケンナ写真展」
2019年1月27日まで


「国宝 雪松図と動物アート」展

2019-01-20 | 展覧会・アート のこと


三井記念美術館
「国宝雪松図と動物アート」展へ。

日本古来の芸術に触れるのは久しぶりのこと。

墨絵や蒔絵の美しさ
さまざまな細工の精巧さ
なんとも素晴らしいなぁ。

初めて目にする「自在置物」という工芸に釘付け。

金属で本物そっくりに作られた昆虫たち!

それぞれ関節で動くようにできているそうだ。
伊勢海老の自在置物のなんと細やかなこと。。。

触って動かしてみたいものだなぁ。

巻物になっている「百馬図」も圧巻!


「宇治川先陣」という蒔絵額にもとても惹き付けられる。

川を渡って行く馬の姿が凛として美しい。。

動物好きな方はぜひ。

国宝の雪松図屏風ももちろん圧巻です。





「国宝雪松図と動物アート」展は
2019年1月31日までです。



イキモノ設計図

2019-01-19 | essay




蝋梅の蕾はまんまる。

この色、この形、この香り。

小さなそのカラダの中にきちんと設計図が入ってる。

どんな植物も動物もみんなそれぞれの設計図通り。

すごいことだねぇ。
当たり前なことなんて本当は何一つないんだよねぇ。

青い空に黄色い満月を今年もみれたこと、感謝!


夜の麒麟

2019-01-16 | essay




夜の麒麟。
昼間よりもなんだか凄い生気を感じる。

だあれも見ていない時に
その翼をばっさばっさと広げて東京の夜を飛んでいそう。


麒麟といえば、
子どもの頃常に父親用に酒屋さんが運んで来てくれたビールケース。
それはいつもキリンビール。

あの見慣れたラベルの絵が、伝説上の獣「麒麟」だと知ったのはずっと後になってから。

子どもの頃は、「キリンビール」なのになんできりんの絵にしないんだろ、って不思議に思ってたっけなぁ。
どうみても怪獣だもんね。

日本橋の麒麟、東京の繁栄を祈って創られたものだという。

これから東京オリンピックに向けて益々騒がしくなるであろうTokyo。

橋の上から変わらず見守っていてくださいな。麒麟さん方。


夕やけのはじまり

2019-01-10 | essay




西陽に染まる木々
夕やけのはじまりの空を見ると、
なぜだかコドモに戻って
「ただいま」ってあの家に帰りたい気持ちになる。

夕御飯のいい匂い。
台所に立つ母の後ろ姿。

冬の夕方が連れてくる温かくてせつない記憶。。


きいろい満月

2019-01-08 | essay
満月は満月でも、
黄色いロウバイの品種名でしたー!





ロウバイ、まあるいこの蕾がすきだ。

今年のロウバイはまたまた早いなぁ。
写真は数日前のお正月。

去年もロウバイに始まって
梅も沈丁花も桜もどれもこれも咲き急いでいたっけ。。。

今年はゆっくり季節が進んでほしいな。
昔の日本らしい四季を、その花を、ゆっくり味わいたいものです。


あけました。2019年平成三十一年

2019-01-02 | essay


初日の出はふとんの中。

初日の入りを拝んできました。

美しい富士山のシルエットがこころに焼き付けられました。

2019年。
あたらしいこの年。

何だか、まだやったことのない何かにチャレンジしてみたい気分です。

手始めに辛そうで苦手なスリランカ料理にトライしてみようかな。

アジア系料理のすきなトモダチとゴハンに行くといつも美味しいのにー。と残念がられる。

ふと、「ニガテ」って長年言ってるけど本物の美味しさを知らないだけなのではないか、わたし??
と疑問が涌く。
熱い食べ物に弱いだけで、本当は美味しさを知らないだけの食べず嫌いかも。

今度試してみよう。

それから
あれも、そしてそれも。

まだ踏みもみず場所へも足を踏み入れてみよう。

あたらしい年。
あたらしい自分を新たに発掘だー!

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