時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

やわらかなみどり。

2017-04-28 | essay



ほわほわの苔の赤ちゃん。

夏の、ぎっしりひんやりと冷たい苔もすきだけれど
春のやわらかなほわほわ苔もすきだなあ。

毎日通るなんてことない植え込みにも
ちゃんと四季が廻っています。

みえているのにみていない足元の身近な自然もたいせつにしたいものです。

 


戻せないもの。

2017-04-26 | essay


戻せないもの。

過ぎた時間。

そして、吐いたコトバ。

なかったことになんてできないことくらい
わかってなくちゃね。オトナなんだから。

子どもの頃、「大臣」なんてめっちゃ偉い立派な大人しかなれないと思ってたよ。
昨今のお大臣様方、どうなってるの。つくづく情けないことです。

 


花カレンダー

2017-04-19 | essay

あれ??街路樹を見上げて目を疑う。

ハナミズキの花がもう咲いている!
すぐお隣では、散り残った桜がまだ風に揺れているのに。

なんだか今年の春は押せ押せな感じで
どのお花も花開くのを待ちわびる時間が皆無。

まるで日めくりカレンダーをどばっとまとめて引き抜いちゃったみたいだ。

春を待つ。
初夏を待つ。

そういう時間って結構すきなんだけどなあ。


紙モノのおまつり

2017-04-17 | 展覧会・アート のこと

紙モノすきです。

手紙社さん主催の「紙博」へ。



すごい人ごみの会場ではありましたが、スキなものに囲まれるシアワセ~~満喫です。



入場証の黒ヤギさんがかわいい。白ヤギさんバージョンもあったようす。

すてきなペーパーやデッドストックの包装紙などなど
いろいろ後ろ髪を引かれつつ厳選の上購入。

今回初の「紙博」
第2回目もたのしみです。


うすむらさきの花

2017-04-15 | essay



テレビで、カタクリの花の群生地を紹介しているのをこのほどよく見かけていたが
実物を見るのは初めてかも。あるいは小さい頃に知らずに見ていたような気もするが・・・?
それはスミレだったのだろうか??



お寺にポツンと咲いているのをみつけた。
群生もいいけれど、ぽつんと何気なくそこに芽を出したお花もまた風情のあるものです。

カタクリの花、じっと見ていると
誰かが上手に折った折り紙のお花みたいに見えてくるなあ。

 


古い駅の佇まい

2017-04-13 | 古い建物 のこと

先日、旧友3人で埼玉県西部の秩父市長瀞へさくら散策へ。

渋いなあ。。。秩父鉄道。
PASMOやSuicaが使えない電車に乗ったのは本当に久しぶり。
ボール紙くらいの硬い紙の切符を切ってもらう時のあの「ちょきん」という音!
あまりに懐かしく、降車するときに「持って帰っていいですか?」と聞いてみたら
裏に無効という印を押して持ち帰らせてくださった。







木造駅舎の長瀞駅。なんだか懐かしい風情だなあ。
大正初期の建築なのだそうだ。木製のベンチもいいねえ。



大きな汽笛にびっくり。ちょうどSL機関車が!(蒸気でよくみえません!)





今年は桜の時期が長くて、早咲きのサクラ+遅咲きのサクラ、
そして、菜の花や様々な花までどんどん花開いて、いっぺんで春景色です。



こうしてのんびりと知らない町を歩くのもいいもんだなあ。
何だか大笑いしつつお喋りの尽きない旧友たちとの散策。ありがたいことです。





帰りは長瀞のお隣の野上駅より乗車。この駅もいい感じねえ。





列車の日帰りトリップ。たのしい一日でありました。


月とさくら

2017-04-10 | essay





明日は冷たい雨だから、今夜が見納めね。
娘と月夜のさんぼ。

夜桜と月灯りを見上げて。

いにしえの歌に詠まれた満月も やはりこの同じ満月なんだなあ・・・
なあんて。
ふと月に積もる1000年の時間を想う。。。

どんなこともあたりまえじゃないんだよねえ。

月を地球からこうして視れることにも、
ああ、きれいだなあってココロを全部目に見える景色に預けることができることにも
感謝です。
ほんと。


時代を逆行する意味は?

2017-04-04 | essay

もうとっくに過去の間違った遺物のはずだった「教育勅語」。
ここにきて、俄かに生々しく息づいているのがコワイ。
「教材として使うことを否定しない」などという政府の発信は
かなりアブナイサイン。。。

唯一の被爆国なのに、「核禁止条約会議」を欠席したニッポン。
ニュースに映し出されるJAPANの空席の机に置かれた、大きな白い折り鶴をみて
日本の庶民として、憤りを感じる。
「これはオカシイ」とカナシイ。

日本の空気全体がおかしな方向へと
じわりじわりとみえない巻き戻しがかかっているようで気味が悪い。

ひとりひとりが、オカシイ。ヘン。 と感じることってたいせつです。

 


La La Landの世界

2017-04-01 | 映画 のこと

映画「ラ・ラ・ランド」

まだ上映中だからストーリーは書かないけれどね。。。

気分爽快ハッピー気分で映画館を後にする映画だと勝手に思い込んで
観に行っちゃったわたしが悪いんだけれど
思いのほか、切なさにやられてしまう。
参りました。

それにしても、古き良き時代のハリウッド映画を思わせるいろんな場面にはうっとり~。
ふたりが踊るタップのシーンに、だいすきな映画「雨に唄えば」を想う。
昔々、ジーン・ケリーのタップに憧れて、タップダンスのスタジオにちょこっと通ったわたし。
タップみてると、あんなふうに軽快に踊れるような気がしちゃうんだけれどな~~(笑)

「夢」をあきらめない! ってのがこの映画の大テーマ。

夢を持てる、夢に突き進める・・・ってスゴイこと。
でも、夢をあきらめない ってのは、
その先のもっと現実的な生みの苦しみをも内包するんだなあ。。。
この映画の切なさは、そこから来るもの。

それでも、切ないキモチ ってひとがひととして成長する上で
すこぶるたいせつな感情なんだとわたしは思うなあ。

・・・(映画のラストの展開には、ツッコミたいところだけれど!!)

主演のライアン・ゴズリング。
ピアノを弾く姿がすてきすぎ~。
このひと、以前観た「ラースとその彼女」以来すきな俳優。
まだ観てない出演映画、遡ってみちゃお~。


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