時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

パープルスカイ

2019-10-31 | essay




キレイな三日月が見えるかなぁ と
高台まで自転車を飛ばす夕暮れ。

パープルスカイに浮かぶ三日月がとてもすき。

薄紫の空に一瞬、白い三日月が。
みるみるグレーの雲に隠れてしまったけれど。

静かなパープルの世界。

昔暮らした海のみえる街でも
この薄紫に染まる時間が好きで、よく空をみていたことを思い出した。

時間は廻る。

いろんな空にいろんな記憶を映して。

今日は次男坊21歳の誕生日。
彼が生まれたあの日もぽかぽかの秋晴れだったな。

今までと変わらず、これからの日々にもエールを贈ります!



「コートールド美術館展」東京都美術館

2019-10-21 | 展覧会・アート のこと


謎多き「フォリー=ベルジェールのバー」

虚ろな眼差しとは対象的なコンポートのオレンジの艶に勝手に焦点が合ってしまう。。。

(オレンジらしいのだけれど、どうしても柿に見えるのはわたしだけー??)

コートールド美術館展。
マネ、モネ、セザンヌにルノワール。ドガにゴーギャン、ゴッホまである。

見処たっぷり、贅沢なコレクションであります。

今回、スーラの絵に初めて惹き付けられた。今までピンときたことなかったのに。



缶バッヂまで購入しちゃった!
絵の好みも年齢と共に変化するのかしら。。

でも昔からゴーギャンの絵はすきになれない。ごめんなさい。
「月と6ペンス」を読んでから余計に。



モネの海や湖の絵にはとても惹かれる。

「秋の効果、アルジャントゥイユ」なんとも美しい。

そして見事な空と雲!
ウジェーヌ・ブーダン
「ドーヴィル」

今回は久しぶりにお会いするT先生と一緒。

先生とは、高校時代からかれこれ三十数年来交流を続けさせていただいている。
ありがたいことであります。

アメ横で美味しいお蕎麦をいただきながら、たのしいお喋り。
ご馳走さまでした!

先生とは、絵画も文学も音楽も映画もすきなものがとても似ている。
わたしが影響された部分も多いかも?

またいい絵を観に行きましょう!

ひととひとのご縁は
タカラモノです。



自然の野性。

2019-10-14 | essay


ただただ、毎日をだいじにして生きていこう。
自然には勝てない。
従順であるのみ。


ガンジーが言ったとされる名言をかみしめる。

「Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.」

明日死ぬかのように生きよ。

永遠に生きるかのように学べ。



台風の被害に遭われた方々に慎んでお見舞い申し上げます。

こんな、世界の片隅のブログの文章を目にすることはないと思いつつ。

一刻も早く普通の日常が取り戻せますよう、心よりお祈り申し上げます。


中之島図書館と星々の悲しみ

2019-10-10 | 古い建物 のこと








いつも父の入院や手術の為に緊急で行くことがほとんどな大阪。

父が元気な時にと思い立って、今回は仕事の隙間の三日間小旅行気分。

友達とも会えたし
父と久しぶりにゆっくり話せてよかった。

最終日、父と自転車さんぽ。
中之島図書館へ。

今まで何度か来たことがあったのだけれど、タイミングが悪くいつも閉館。
今回初めて中へ。

明治37年の近代建築。
入り口には右から「大阪図書館」とある。大阪初の図書館なのだそうだ。

入口の階段が素晴らしく美しく、ドームの屋根のステンドグラスがこれまた綺麗。

時間の余裕がなく、残念ながら入口の階段を見学しただけ。

近かったらここに通いたい。。。

中之島図書館。
実はまだ見ぬうちからこころの中でその空間を想像で作り上げていたのであります。

というのも…
20年以上前に読んだ宮本輝の「星々の悲しみ」にこの図書館が出てくるのです。

そして、輝氏ご本人もまた学生時代に足しげく通い、たくさんの古典文学に触れたのもここ中之島図書館だったそうで。。。

短編の中で一番すきな「星々の悲しみ」。

わたしの脳内では勝手ながら建物内はもっと薄暗いイメージだったのだけれど、とても明るくきれい。
写真を撮っているひとも多く(撮影は入口のみ)、図書館の入口というよりもすっかり観光地と化しているようです。

「星々の悲しみ」
また読んでみようかな。

タイムトリップなトリップ

2019-10-05 | essay










とうとう太陽の塔の中へ潜入!
大阪のコドモだった頃だいすきだった太陽の塔。
遠く離れても、ずっとわたしのココロの中に凛と立っていた。
数えてみれば、なんと45年振り!
あの頃のまま、大きく腕を広げて待っていてくれました!

一緒に行った友達Hちゃんも太陽の塔を見て育ったひと。

彼女とはフシギな縁で出会って以来、まるで従姉妹か何かの様にとてもファミリアーに感じる友達。

去年松山で、今年は大阪で
会ったのが人生でまだ二度だとは、自分でも信じがたい。

今回の内部ツアーも
提案したら、即予約を取ってくれたHちゃん。頼もしいー。

すきなものが一緒なひとと行動すると、互いに気を遣いすぎることなく存分にそこの空気を満喫できるのがいい。

太陽の塔のある万博記念公園。
台風の影響で、季節外れな青空にもくもくの雲。
おかげさまで、太陽の塔と絶景の中の素晴らしい再会となりました。

内部は。。。!
一見にしかず!
岡本太郎のタマシイと
ものづくりの心髄を見た想いであります。

万博、オンタイムの頃は奈良の園児だったわたし。
人混みと迷子札しか記憶がない(笑)

平日だからか内部ツアーは予約なしのお客さんもいるほど空いてました。

ぜひ、たろーの中へ!!

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