知る人ぞ知る1970年代初頭のレコード付き絵本「ドレミファブック」
このドレミファブックを聴いて育った元チルドレンも今やすっかりオトナです。
何かの拍子にふっとこころによみがえる懐かしい歌や絵の数々・・・
普段はすっかり忘れているようでも、成長期のココロに沁み込んだたいせつなものは
体の中のみえないどこかにしっかり根付いているようです。
先日、ドレミファブックで検索してここへと辿り着かれて
「アイスクリームのうたが好きでした」
とメッセージを寄せてくださったSさん!ありがとうございました!
そうそう、わたしも「アイスクリームのうた」だいすきでした。
歌を聴くだけで口の中にアイスクリームの味がよみがえるような~。
小さい頃って、歌やお話の中のおいしいものを
ちゃ~んと味わうことができちゃったものです。
さて、この歌が入っているのはドレミファブック第6巻。
久しぶりに本だけでなくレコードも出してきて針を落として聴いてみました。
知らずに聴いていたけれど、なんと歌っているのは「加藤みどり」さん。
そう!サザエさんでありました。
そして、すきで何度となくかけていたこのレコードのB面は「ちびくろサンボ」のお話。
そのサンボの声の出演もなんとサザエさんの加藤みどりさん!びっくりです。
サザエさんがサンボだったか~~。今更ながらの大発見です(笑)
ドレミファブック。すばらしい歌と童話と絵の世界。
こんなに良質な子ども向け音楽絵本は後にも先にもこのドレミファブックだけなのでは?
懐かしく、手にしたいと望むひとがとても多いこの全21巻。
そのまんま復刻されたらどんなにすてきでしょうねぇ♪
オノ・ヨーコ展 「見えない花」
渋谷に用事があったので
ちょっとヒカリエへ寄る。
「オノ・ヨーコ」さんがもともと前衛芸術家だと知ってはいたけれど
実際の作品を観るのはこれが初めて。
しかも19歳の時のドローイング。
とても繊細なライン。
つぶやくようなコトバ。
すてきでした。
同じくヒカリエ8/ にはおもしろい展示がいろいろ。
今開催中の「d mart 47」は
47都道府県のご当地ものを集めたコンビニ。
これはたのしい! こんなコンビニが街にひとつあったらいいかも~!
邦画「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」を鑑賞。
二十歳の長男、近頃邦画にはまっている様子。
レンタルしてきたDVDのあれこれを
返却してきてくれるなら観ていいよと言うので
どれどれ?と物色。
先日は「南極料理人」を、(これは以前映画館にて鑑賞)
今度は、面白そうだなあって思っていた「WOOD JOB!」を観る。
都会から、山里の村へ林業の研修生としてやってきた青年の物語。
これはおもしろい映画でした~。
山と共にいきるひとびと。。。
木のある生活。
きっかけはどうあれ
こうして、今までの人生で縁もゆかりもなかった知らない世界に
飛び込んで暮らすって面白そうだなあ。
若い時にこういう体験をするのって
憧れちゃうな。
うちの、人生迷子中の次男坊。。。
ある日突然修行に出るって言いだしたりしたら
諸手を挙げて大賛成なんだけどなあ。
「WOOD JOB!~神去なあなあ日常~」
若いひとに特におすすめです。
なんでもないことで
うれしくなる
なんでもないことで
せつなくなる
なんでもない瞬間が
本当はなによりもたいせつなんだってことに
かなしいかな、若いうちにはなかなか気づかない。
永遠のものなんてなんにもない。
だからこそ いとおしい時間のかけら。
この先ずっと、いくつになっても
なんでもないことに
ココロを動かしていたいものだなあ。。。
あの唄に。
あの花に。
「スポットライト 世紀のスクープ」原題:spotlight 2015年アメリカ
カトリック教会司祭による児童性的虐待事件。
ボストン・グローブ紙の記者たちが、タブーに切り込み、許されざる犯罪を暴いていく。
2002年の実話をもとに製作されたこの映画。
記者たちが真摯に事件に向き合い、被害者、そして加害者へ地道な取材を続ける。
目の前で繰り広げられているような臨場感とともに
次々に明るみに出るおぞましい真実。。。
性的虐待を繰り返す神父の数の多さ、その被害者の数に愕然としてしまう。
劇中、「この記事が出たとき、誰が責任をとるんだ」という弁護士の言葉に
「この記事を出さなかったら、誰が責任をとるんだ!」と答える記者の
真のジャーナリズム、「記者魂」に感動。
この映画のエンディングには
性的虐待が明るみに出た教会の所在地、世界各国の都市名がスクリーンいっぱいに映し出される。
読み取れないほどの小さな文字でぎっしり埋まるスクリーンを目にした時
憤りを通り越したコトバにならない感情にただただ涙があふれて止まらなかった。
被害者団体の代表者の放った言葉、
「それでも彼は幸運な方だ。まだ生きているのだから。」
このセリフがこころに残る。
この真実の報道から約15年も経った今、
こうして映画化されたことに
大きな意味を感じつつ、
心に傷を負う子どもがひとりでも減るよう・・・こころから祈ります。
昔なじみのおんなともだち三人で
数か月に一度集まって呑む。
たわいのない話に笑い転げながら更ける夜。
この日は予約を入れていなかったので
時々お邪魔する洋服店のおねえさんに
お勧めのおいしいお店を教えてもらうことに。
「ほんとうにおいしいお店」は、口コミが一番。
昨年オープンして、まだ入ったことのなかったイタリアン酒場。
おねえさんのオススメ通り、お料理がたいへん美味~。
甘い系のお酒もおいしい。
こじんまりとした店内があっという間に満席でにぎやかな空間に。
たのしいおしゃべり。
おいしいシアワセ。
ささやかな時間のひとしずく ひとしずくを
味わいながらたいせつにしたいものです。
福田利之さんのイラストは
なんだか懐かしくて温かい。
そしてどこか寂しげでひたひたと無色透明な水を含むような・・・
とても惹かれます。
先日「東京蚤の市」で
「手紙舎 2nd STORY」にて福田氏の個展が開催されると知り
行ってまいりました。
原画を拝見するのは今回2度目。
初めて福田氏の絵に出逢ったのは
5年ほど前、偶然むすめと訪れた吉祥寺のギャラリーfeveでの個展にて。
かわいい絵の数々にひとめぼれ~!
個展「福田利之といくフィンランド仕事すること遊ぶこと」
なあるほど~
福田氏の絵のなかにはフィンランドの水と空気も内包されているのですねえ。。。
今回、作品集の本を購入しました。
かわいい~
独特な色合いと味わい、だいすきです~♪
布のアートワーク「十布 TENP」の商品も魅惑的です。
「福田利之個展」は、手紙舎 2nd STORY さんにて2016年5月29日まで。
古いもの大好物なもので
骨董市や蚤の市、だいすきです。
なかでもこちらの「東京蚤の市」は
おしゃれな雑貨&カフェ「手紙舎」さん主催の蚤の市。
なんどかお邪魔しているのだけれど
毎回いいかんじの爽やかな空気感。
いいオンガク。
いい陽気。
素材にこだわったおいしい食べ物。
ゆったりと流れる蚤の市の時間。
これは・・・むかしむかしヨーロッパを旅したときに
何度か遭遇した「蚤の市」の空気感を思い出すなあ。
ものづくり仲間のkさんmちゃんと三人。
練り歩くマーチング・バンドの音楽を聴きながらおいしいごはん♪
ごはんのあとは、解散してそれぞれのペースで見て回る。
おやつ時間に集合して、
ビールやジュースを飲みながら
それぞれが出逢った品々を見せ合うのもまた楽し!
今回、わたしの手元にやってきたモノたちは・・・
蚤の市は一期一会。たのしい一日でありました♪
(PC事情により写真が縮小できなくなりました~。お見苦しかったらごめんなさい!)
わたしのすきな木
あたらしいきみどり。まだ柔らかな生まれたての葉っぱ。
今年もキミはまた葉を広げ、実をつけて
少しづつ大きく成長していくんだねえ。
「自然は急がない。だが一秒たりとも怠けてはいない」
こうして 木の中に流れる時間をみていると
この 山本有三のコトバが思い出されます。
ニンゲンも自然の一部。
さて、じぶんは??
ものづくり仲間7人で年に2回開催しているイベント。
五月の爽やかな日差しのもと、無事開催終了~。
日差しは十分なものの、朝からの強風のためお店の中と外両方を使っての開催となりました。
今回は商店街のお祭りにあわせ、22回目にして初の日曜日開催。
いつもの平日開催とはまた違って、ファミリーや母子、父子、子ども同士、
おねえさん同士、カップルたちなどなど
あらゆる世代のお客様と接することができ、たいへん新鮮なたのしい一日となりました。
こうして
同じ仲間と10年続けてこられたのも
メンバーみんなの健康と、家族の理解、
そして、なにより作品を手にして気に入ってくださるお客様の存在があってこそ。
ひととひと。
ひととモノ。
一期一会の出逢いを
これからもずっとたいせつに、初心を忘れずにいたいと思います。
あ~たのしかった!すべてに感謝です♪
谷口智則さんの絵に
惹かれています。
そして、これまた惹かれている「小鹿田焼き(おんたやき)」が
絵の中に動物と一緒に描かれているのを見つけてから
ますます魅力を感じていたところ・・・
すきなものにはちゃあんと道がつながっています。
先日アンドレア・ボチェッリのコンサートで東京国際フォーラムへ行った時
ちょっと早く着いてしまったのでアートショップへぶらり。
すると! なんとエントランスのガラス窓に
どど~んと谷口智則さんのイラストが!!
わあ~かわいいなあ!
先月直接ここでペインティングされていたようです。
作品名「ワニのパレード」
ところで、
わたしの中ではなんだかすっかり谷口智則氏と小鹿田焼きはひとセット。
魅惑の「小鹿田焼き」の里は大分県日田市。
この小鹿田焼きの里を訪れてみたいものだなあ・・・と思って
日田市の観光サイトをデスクトップに入れておいたばかりでした。
大分もかなり揺れたようですが、窯は大丈夫だったのかな・・・
九州の地震、被害がこれ以上ないように・・・と祈ります。
先日、久しぶりに通勤時間の満員電車に揺られた。
そんなの20代の頃の京急の通勤列車以来かも。
ぎゅうぎゅう揺られながらも
周りのひとはほぼ全員上手にスマホを操ってる。
わたし、感心してしまった。
そこで新たな発見。
こんなにニンゲンがぎゅうぎゅう詰めにいっぱいいるのに
みんなここにいるようでここにいない・・・
それぞれがそれぞれの画面の中の世界に
「気持ち」を上手に飛ばしているから
カラダは全部抜けがらみたい。
こうして満員電車に揺られていても
昔みたいな、窮屈で不快な気分から発せられる「負のオーラ」みたいなものを
車両内に感じない。
だって気持ちはここにないのだから。
なんだか、ちょっと近未来のSFの世界を体験したような気分。
いや、既に近未来が今ここなんだな。
わたしだけが古い世界からやってきたってだけみたいね。
それにしても、通勤時間のスマホは満員電車のストレス軽減に一役かっていたのだなあ。
満員電車で通勤する皆さま、お疲れ様です。
今は自営業なのでネットは家のPCだし、
スマホの必要性をいまだに感じることがないので
わたしはこのままガラケーでまったくもって十分なのだけれど
もしも毎日こんな満員電車に乗る破目になったら・・・
その時はスマホを買いに走るかも!
ドレミファブック16巻 「ママがあかちゃん」
このページもだいすきだったなあ。
わたし4歳。弟が生まれたばかりのころ。
このうたを聴いて、「おかあちゃんもあかちゃんだったんだ!」
ってことを、母が産んだ 赤ちゃんだった弟を眺めながらフシギに感じたことを覚えてる。
ひとのいのちは
ぐるぐる巡るバトン。
そして
この、いわさきちひろさんの赤ちゃんの絵をみることもだいすきでした。
わたし、4歳からずっと ちひろさんのファンってことなんだなあ・・・
夏休みになると娘とふたりでよく行った「ちひろ美術館」
そういえば、娘が中学生になってから
すっかり足が遠のいている。
GWといっても休みなしの部活。いよいよ引退へ向けてクライマックス!
ちひろさんのアトリエのあの空気に
久しぶりに触れたくなっちゃったな。
今度ひとりで行ってこようかな。