原発事故以来、自分なりに「不穏な空気」に耳を澄ませていたけれど
これほどに分かり易く、ありのままの真実を公の場で訴えてくれた科学者は初めてではないだろうか。
2011年7月27日 衆議院 厚生労働委員会 における
東京大学アイソトープ総合センター長 児玉龍彦氏 「放射能の健康への影響」参考人説明。
まだ耳にしておらず、知りたいと思うひとは、you tube で生の声を聴くことをお勧めします。。。
ここでは詳しくは書きません。
真実を知ることは、時に痛みをともなうものだけれど
この日本に生きる国民ひとりひとり、真実を知る権利を持っている。
なぜ。こんなことになってしまったのだろう。
事故以前に時間を戻すことはできないのだから、せめて真実を国民に伝え、
個々がそれぞれに身を守る術を早急に知らせる義務が国にはあるはずだ。
ひとも、地球のイキモノたちも、ささやかにしあわせに、ただひたむきに生きていきたいだけだよ。
ため息ばかりついていても始まらないから、
正しいことを知り、理性を持って、前を向いて歩こう!
この3月の、息子の小学校の卒業式。
卒業生たちが声を揃えて言った「ひかり輝く 無限の未来へ!」という言葉に、
わたしは涙があふれて止まらなかった。
すべての子どもたちに、今のこの日本という国が、そしてわたしたち大人が、
無条件に「無限の未来」を本当に与えてあげられるのだろうかと、酷く不安を感じたから。
すべての子どもたちがこれ以上放射能障害に脅かされることのないように、
そして、一刻も早くそうした状況が改善されることをこころから願いたい。
ひとりひとりが、現状をきちんと知ること。
そこからがはじまり。
毎日をたいせつに、たいせつに。
それでもユーモアをこころに、ちいさなしあわせも見落とさずにね。
ギンザのキリン