時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

秋の入口

2021-08-31 | essay

わたしに季節の移り変わりを教えてくれる芙蓉の花
もうふわふわの綿毛のタネが作られ始めてる。
今年の夏ももう終わるのね。

数日前から秋の虫も鳴き出した。

今年もまた夏らしいこと何ひとつできなかったなぁ。

明日からもう9月なのね。
まだ蕾もいっぱい。
よりみち芙蓉さん。

季節の変わり目、どなたさまも体調にお気をつけくださいね。
良きセプテンバーにしましょう。



わたしのツキノワグマさん

2021-08-26 | essay

わたしの長年の相棒
ツキノワグマのダーやん。
気持ち良さげ〜。

布団と一緒にいつも日光浴。
年に一度はしっかり入浴。

うちの洗面台。
子どもたちの沐浴もここでこうして入れていたなぁ。
今ではぬいぐるみ専用お風呂ね。
このこを洗いながら3人の我が子の赤ちゃん時代を懐かしく思う。

しかしよく考えてみれば、
このダーやん子どもたちよりう〜んと年長だ。

わたしが18の時から一緒だから、御年37歳のわたしのツキノワグマさん。
長いこと側にいてくれてありがとうね。


10年目の夏

2021-08-24 | essay

あの夏から10年。

しょっちゅう
ココロの中で話しかけてるから10年経つことにも気づかなかったよ。

たいせつな友だちのアノ子が空へ昇ってから10年目の夏。

当時18と15だったアノ子が遺したふたりの子どもたち。

10年後の夏、こんなおめでたい日が来るとは!

あの頃「もうオレ最強の高校生だよ」って苦笑いしてたYくん。。
すっかり大人になって
約3年お付き合いしていた彼女と入籍。
こんな時期だから式はせず、とりあえず籍を入れて暮らし始める。

Yくん本当におめでとう。
あなたを思う時、どうしても小さな頃の笑い顔が先に出てくる。もう25歳の立派な社会人なのにね。
わたし、ココロからうれしいです。


空から見守っていてくれてありがとう。
とてもすてきなお嬢さんだから安心して。

いつだって余計な心配ばかりしてたよねアンタ。。。
ふたりともしあわせに暮らしてるからもう心配いらないよ。

息子の結婚ってどんな気持ち?って聞いてみたい。

もう長いこと一方通行にしゃべってばかり。
たまには空から返事を聞かせてよ〜笑


スパークする脳と赤瀬川さん

2021-08-22 | essay
オモシロイ発見って
なんだか一気に脳がスパークする!

え?
ジブンの「めがね」から視線を感じるなんて初めての経験だ。

レンズに映り込んだ天井の電灯。
それだけのコトなんだけど
なんだかフッとチカラが抜けて笑っちゃったよ。

そしてラクガキ。

どんな時も
チカラを抜く力って大事ね。

あれ?それ、赤瀬川原平氏のコトバだったよね。
フッと出てくるってスゴイ。赤瀬川さんのコトバがわたしのココロに住んでる。

だいすきだった赤瀬川さん。
コロナのこの時代にまだご存命だったならどんなコトバで私たちのココロをスコーンと遠くへ飛ばしてくれていたかしら〜。

チカラを抜く力、今こそ実践します。
ありがとうございます。


リアルとフェイク

2021-08-21 | 展覧会・アート のこと
行きたい展覧会は数あれど
今は我慢の時。

部屋の壁のマグリットのポスターの前にお花を飾ってみたら、何だかいい感じ。

モノクロでみると
絵の中に溶け込んで妙にリアルだ。騙し絵みたい。

カラーだとフェイクだとすぐわかるなぁ。
色による錯視効果?

とこでもアートは楽しめる。

アート不足を自前のアイデアで補おう〜!?


よりみち芙蓉さん

2021-08-19 | essay

わたしのすきな
よりみち芙蓉さん。

シゴト先の幼稚園の近くの公園にその芙蓉はある。
この数年すっかり惚れ込んで、その姿の移り変わりが楽しみで寄り道観察している。

雨上がりの西陽の眩しい帰り道。
雨に洗われた葉が光を透してとてもキレイだ。
こちらは、先週。
眩い陽射しに花開く芙蓉さん。
ここの芙蓉のこのピンクの色加減がとてもすきだ。
蕾の可愛さも
この先の綿毛もその後のカラカラに乾いた種の凛とした姿も。

去年は花も終わらぬうちに早々に根元まで伐採されてしまって残念だったんだよなぁ。。。

今年はぜひとも冬が来るまで
その姿をみていたいものだな。

それにしても毎年びっくりするぐらい潔く根元まで刈られてしまっても
ちゃんと春には芽吹いてぐんぐん成長するんだよね。
その底知れぬ生命力には勇気づけられてしまうよ。

春の芽吹き

昨年夏の終りに早々に刈り取られた姿。
いきなりこうなるから
ガックリしちゃうんだけど、

ちゃんとこんなに成長する。
すごいなぁ。



いつもたのしませてくれて
ありがとう、よりみち芙蓉さん。



泳ぐ鳥/空のサカナ

2021-08-15 | essay

止まぬ雨はないとはいうものの…
早くやみますようにと
祈らずにいられない。

止まらぬ感染拡大も
どうか早く収まりますように。。。
と、特定の神を持たぬわたしでも
なにものかに祈らずにいられない。

政府の対応の遅さを憂いでばかりいても始まらない。
人類は幾度となくウィルスと闘い打ち克ち、或いは共存の道を歩いてきた。

今回の手強いコロナウィルスにも太刀打ちする手立ては必ずあるはず。

明るい希望は免疫力を上げてくれる。
不安や絶望にがんじがらめに絡め取られると免疫力も下がる。

ひとりひとりが出来ることに向き合おう。



ウィルスに日々向き合っておられる医療従事者の皆さまどうかお身体ご自愛くださいませ。
こころより感謝申し上げます。

ヒタヒタ寄せる

2021-08-12 | essay
最後に海へ行ったのはいつだったろう。
キレイな波をみたいなぁと思って眠ったら
ゆめをみた。
先日見た大きな水たまり夕空リフレクションの影響かもしれない。

よく晴れたうつくしい海辺。
波打ち際で
わたしは大の字に寝転んで
ひたひた寄せる波を感じてる。

夢のなかで
わたしはそばにいる小さな男の子に話しかけている。
あのこは小さかった頃の長男だろうか。
それとも、今でも「こども」にように感じてしまう次男坊だろうか。

昔から
自分のストレスの度合いと
海の夢はなぜか直結している。

ストレスを感じないわけがないご時世だけど
ひとつずつ手立てを考えながら歩いていこう。




魔法の水鏡

2021-08-09 | essay

雨上がりの夕空が見たくて
自転車を飛ばす。
もうカレーは煮込んであるから慌てて帰る必要もなし!

束の間の魔法の景色が拡がる。


久しぶりにここへ来た。
最近このグラウンドは整備され、雨上がりの巨大水たまりが出来なくなってサミシイわたくし。。。

今回のこの水たまりはアスファルトの道の上にできたもの。
てっきりもう出来ないと思っていたからよかったよ。

写真を撮っていたら
公園管理の車がやって来て
「水掛かりますよ〜」と水鏡を割って通り抜けて行った。
「は〜い」と後退り。
水鏡が割れた跡には、見事な河が波打っていた。

近所でも、こんな素晴らしい景色に遭遇すると
まるで異国に旅に来ているようなキモチになる。
束の間の魔法のお陰。

キモチをアゲていこう。
自分なりの方法でね。


游ぐドジョウたち

2021-08-07 | essay

去年家を出てひとり暮らしを始めた長男が置いていったドジョウ。
とうとう一匹だけになって
なんだかつまらなそうなので金魚やさんで新入りさんを一匹買ってきた。

古株ジョーは、一時期病気でもうダメかと思ったのだが今やすっかり快復して体も大きくなってきた。
新入りさんは、ムスメが「シロ」と命名。
まだ子どものシロとジョー、さっそく仲良く(?)游いでる。よかった。

長男が中学生の頃から可愛がっていたオカメインコのシェイクとイシガメのカメオ。
一人暮らしをする時には連れて行くことになっていたのだけれど、数年前に続けて空へ旅立ってしまった。

セキセイインコのふーちゃんもその後旅立ち、うちにいるイキモノはこのドジョウたちと、庭で長生きしている金魚ちゃんが一匹のみとなってしまった。

時にふわふわの毛並みを持つイキモノが恋しくもあるけれど、ドジョウたちの泳ぎを眺めるのもこれがなかなか面白い。

この夏も川遊びには行けそうにないし、水槽の水音と彼らの泳ぎに癒されておくといたしましょう。




「52ヘルツのクジラたち」町田そのこ著

2021-08-03 | 本 のこと
「52ヘルツのクジラたち」
町田そのこ著

北国のおともだちのIさんから紹介された本。

よい本が読みたいな
と漠然と感じているとき、何故かいつも絶妙なタイミングでIさんからの便りが届く。

きちんとしたうつくしい文字の宛名を目にするだけで、Iさんからだとすぐにわかる。
バタバタした日々の中、とても貴重な「手紙を読む時間」をIさんはわたしに授けてくださるのだ。

そして、読書の幅に偏りのあるわたしにとって読書家Iさんのオススメ本はいつも新鮮な一陣の風。

「52ヘルツのクジラたち」

あまりに引き込まれて、超遅読派のわたしには珍しく夜更しして二晩で読み終えた。(わたしの読書時間は夜な夜なお布団に入ってから。)

なんだろう。
悲しいのに温かい。。。
ヒトのかなしさ。
ヒトのいとしさ。

ヒトとヒトの繋がりの奇跡、そしてまたその逆の断ち切るべき繋がり…。

ニンゲンを丸裸にしたような凄絶さの中にある一縷の生温かい望み。。。

すべてを呑み込む大きな海を泳ぐ孤独な52ヘルツのクジラにココロを転嫁しては、涙が溢れる。

わたしの中で、今年一番の一冊です。

(しかも装画はだいすきな福田利之さんの作品!)


Iさんありがとうございます











August

2021-08-01 | essay

暑中お見舞申し上げます

ついこの前
年が明けたような。。。?

暑い暑い言ってるうちにあっという間に今年の夏も終わるんだろうな。

気がつくと終わっていた2020年のような1年にしないように気合いを入れよう。
2021年、まだ間に合う!
(って自分に言い聞かせてる)

展覧会や写真展、すきな建築物巡りも、てしごとのイベントも出来ないことだらけだけれど
今出来ないことを憂いでいても仕方がない。

今出来ること、コロナ禍でも出来ること、家でもできること。
あたらしいドアは探せばどこにでもある。

探そう
ジブンの隠し扉。




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