時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

あかしろきいろ

2023-01-27 | essay


紅梅 白梅 蝋梅

あか しろ きいろ

どのはなみてもきれいだな〜♪
って歌いたくなります。(チューリップの歌だけども!)

寒波にさらされながらも
梅の花たちが春を予告してくれています。
がんばろう、ニンゲンも!





魔女の木に会いにいく

2023-01-25 | essay
ふと、会いたくなる木がある。この木はそんな木のうちの一本。
「魔女の木」と勝手に名付けたその木に出会ってから時々気になって会いに行っている。

周りの木に病気が発生し、次々と伐られているので、わたしは彼女の安否が心配なのだ。

寒波の前の冬晴れの森に出かけてみた。
遠くからでもあなたのことはすぐわかる。
変わらぬ姿で凛と立っていた。
よかったよかった。

まるで魔女に魔法をかけられて時間が止まったように見えるその姿。
この枯れた枝はいったいどうしたの。
それでも高い高い木のてっぺんにはフサフサと葉っぱを生やして鳥たちに居場所を与えてあげている。

そんなあなたがわたしはすきだよ。
ずっとそのまま元気でいてくださいな。









ダブル植物ワイパー

2023-01-23 | essay

久しぶりに植物ワイパーをみつけた。
「植物ワイパー」とは
赤瀬川原平氏が名付けたトマソンのひとつ。

上手いこと名付けたものだなぁと、見掛ける度に思う。
植物が風にそよいで付けた跡。
正にワイパーで繰り返しなでたような綺麗な放射線を描く。
自然のアートですねぇ。
ダブルワイパー!
当人(?)の植物はカリカリに枯れてしまっているけれど、しっかりとワイパー跡がその生きた証を残している。

冬の空は驚くほど青い。
これから強力な寒波がやってくるという。。。
空気の緩む春が来るまで
しっかり凌いでがんばりましょう。




脳に騙される

2023-01-20 | essay
夢をみた。
夢の話はいつもこの書き出しになる。
黒澤明監督の「夢」の真似っこだな。
いつの間にかいろんなものがジブンの中に浸透していく。

妖精の夢をみた。
半透明で青く光りながらふわふわと浮かんでる。

「うわっうわっ!まじ妖精??」
そっと両手を伸ばしてつかまえようとしたら、フッと消えてしまった。

その後、なんと、そっくりなものをネット上の映像で観た。
ユラユラ青く光りながら漂う半透明なクラゲだ。

そこで、はたと気づく。
わたしは以前にこのクラゲを先にネットで視ていて、夢の中に引っ張り込んだのかもしれない??

いやはや、脳ってやつは。
わたしの脳でありながら、わたしのものではない。
わたしの思考より先に、勝手に先回りして活動している。

夢のなかではしっかり「妖精」と認識していたクラゲだったかもしれない物体。
どっちだろうとキレイだったなぁ。

きっと普段からいろんな場面でわたしはわたしの脳に騙されているに違いない。
ま、いいか。
よく働いてくれてお疲れさん!

ブレッソンのすきな一枚。


白梅と冬の蝶

2023-01-13 | essay


シゴト前のヨリミチ公園。
白梅がもう咲いている〜!と近寄ってみたら、ひらひらと舞って蜜を吸う蝶に遭遇。
確かキタテハという蝶々だ。

少し暖かいとはいえ、まだ1月なのにうっかり羽化してしまったの?と驚く。
夜になってキタテハを思い出し気になって調べてみたら、キタテハは成虫で冬越しするのだと知り益々驚いた。

あのコは、わたしが布団から出られないような寒い寒い朝も、凍えるような風吹く夜も、今も何処かの寒空の下でひとり過ごしているのだ。。
勝手に蝶は皆サナギで冬越しするものと思い込んでいた。

キタテハたち、よく頑張ってるなぁ。
今度また会えたらキミにエールを贈ろう。

早春の花の季節到来!
もう菜の花もにっこり綻んでる。






sunbrainの音の温度

2023-01-09 | MUSICのこと
ひょんなことから、タマシイに転がり込んでくる音楽がある。
そのようにやって来た音楽はそのままココロにしっかり棲み着き、歳月が経とうが色褪せない。

そんな一枚。
sunbrain「rainbow album」

きっかけは、当時小学生だった息子が観ていた休日の朝のアニメ番組。
何か冒険モノのアニメだったと思うが、家事をしながらもそのエンディングの曲だけがぐいっと耳に入ってくる。
何度目かにエンドロールで確認。それがこのsunbrainの「Go To Fly」だった。

何とも耳触りの良い音と声にすっかり惹かれ、他の曲も聴いてみたくなり、リリースされたばかりだったらしいこの1st アルバムを買ってきた。2007年リリース。

想像以上にどの曲も素晴らしく、以来この一枚はくり返し聴いている。

二人組みのユニットだった彼らが、その後音楽活動を休止したところまでしか知らずに、今までこのアルバムを15年余り折りに触れ聴き続けてきた。
今になってふいに、彼らがその後新しいアルバムを出していたりしないかな、と思い立って調べてみた。

この15年で、ひとりは楽曲提供ですっかり著名なひとになっており、
ひとりは若くして亡くなられていた…。

あらゆるひとに平等に流れる時間。。。
彼らの上に流れた時間。
わたしの上に流れた時間。

交わることなくそれぞれの上に音もなく積もる。

それでも、この一枚は同じ温度で音を奏で続ける。

作り手の手を離れた音楽は、その時から、独り歩きを始めるものなのかもしれない。

色褪せない珠玉の一枚。
今聴きながら記している。







ココロの棘

2023-01-07 | essay

ジブンと、そのほかのヒト。

人は皆、おぎゃあと生まれて成長するうちに、いつの間にか「自分」と他者との境界線に気付くようになる。

ジブンとヒトは異なる。と十分わかっているのに、
何故幾つになっても解り合えないことにこころを波立たせてしまうのだろう。

総てを呑み込んで全部を慈しむことが出来るようになるには今生だけでは時間が足りないのだろうか。

誰もが持つ、ヒトをもジブンをも刺す棘…。

新年の青い空に弾けるように咲く蝋梅の甘い香りにこころの棘を少し、抜いてもらおう。







太陽と雲のアート

2023-01-04 | essay

近年、初日の入りの富士山を見に近くの湖へ行くのが恒例に。
今年は元旦の夕方には出られなかったので、2日目の日の入りに行ってみた。
昼間はよく晴れていたのだけれど、夕方から大きな雲が現れて富士山はお隠れに…。
けれどもその雲のお陰で夕陽がオーロラのようなうつくしい模様を湖面に描き出してくれた。

うつくしいなぁ。。。
刻々と色を変えて束の間の自然のアートを見せてくれた太陽と雲に大いなる感謝を!




初夢

2023-01-03 | essay
お正月2日の朝、目が覚めて顔を洗いつつ初夢何見たかなぁと考えながら鏡をみたら思い出した。

眉毛がサラサラと伸びてる夢だ。鏡を見ながら伸びた眉毛を櫛でといて切るわたし。

眉毛が前髪みたいにサラサラ伸びるわけないのに変な夢だ。
気になって夢占いを見てみたら眉毛が伸びるのは吉夢らしい。
金運アップと書いてある。
(どんな占いでもイイコトだけ目に入る質のわたくし。)

毎年子どもの数、3枚だけ買ってる年末宝くじ、当たってるかも〜!?

ふくらスズメちゃん









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