時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

一歩のチカラ

2016-10-31 | essay


 

たかが一歩、されど一歩。

どんなにささやかな一歩でも
未来へと繋がる第一歩。


どんなに遠回りしたって 迷っても 立ち止まってもいいんだよ。
自分のチカラで踏み出す一歩を
ハハは信じて待ってたよ。

これからどう転ぶにせよ、
ハハはキミの選んだこの一歩を、今日のこの日を、
ただ単純にこころから喜びたい。そしてキミを誇りに思います。
(オヤバカでも いいのいいの!!)

次男坊、祝!! 18歳のバースデー♪


ココロの休み時間

2016-10-29 | essay



久しぶりに絵の教室へお邪魔して
油絵第三弾に着手。

月に一度、(もしくはふた月に一度?)
一年に一枚仕上げるゆったりペース。わたしのたいせつな休み時間。

地塗り作業ってだいすき。
無心になってキャンバスにひたすらいろんな色を乗せていく。

絵の具を塗る筆の感触が気持ちいい~~。
あ~~わたし、これがしたかったんだ~~~って
塗りながら改めて気づく。

そっか、筆の感触が気持ちイイならいっそ部屋の壁でもペンキで塗ろうかしら。

それにしても、自宅兼店舗の自営業の我が家では
こういう、現実を遮断する時間ってなかなか生まれない。
完全に別世界に潜れる純粋な休み時間。
そんな場所を持てるって・・・ありがたいことです。

いくつになったって、誰にだって すきなことをする時間はたいせつ。

おとなのひとこそ ささやかな「休み時間」を たいせつに~!

 地塗り一回目~♪
何を描くかは・・・まだ未定です^^。

 


サンセットの影絵

2016-10-27 | essay



もう10月も終わるというのに、日入り前の 夏のような強い西日に
思いがけない影絵が浮かび上がっていた。

自分で置いといたモノなのに、新鮮に見えてなんだか驚いちゃう。
家の中で、わたしの知り得ないところでなにか物語が静かに展開してる?

この牛とヒヨコは、なにを話しているのか
ダイアログを考えてみましょう。

ダイアログ 1.
牛 「申し訳ありません。取り逃がしました・・・」
ヒヨコ 「何をしておる!愚か者!すぐに追うのだ!」

または ダイアログ 2.
ヒヨコ 「松蔵のパンプキンワッフルが今すぐ食べたいよう~。じいや買ってきてよう~。(地団太を踏む)」
牛 「ぼっちゃま、しばしご辛抱を。じいやが必ず探し出して買うて参りまする。」

この牛さんの低姿勢で、どうもヒヨコは上から目線的立ち位置になってしまいますねえ。

それにしても、なぜ松蔵のパンプキンワッフルが思い浮かんだ?
わたしの深層心理に眠ってる願望か。。ホントに食べたくなっちゃったなあ。
昔、有楽町にあった三角のそごうの地下でよく買って食べたっけなあ。バイト中に(!)
あれはなんと、もう30年も前のハナシ!?
今度探してみようっと。

どういうわけか、影絵からパンプキンワッフルへ。。。なんでかな~おもろいなあ~。


映画の中の直球のコトバ

2016-10-26 | 映画 のこと

「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」の続編
「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章 」
(原題The Second Best Exotic Marigold Hotel)2015年イギリス映画

ぞろぞろ出てくる名優揃いのこのイギリス映画、
続編ではシルバー世代になったリチャード・ギアまで参戦。
インドで繰り広げられるまったりゆるくてあったかい映画だ。

人生の終盤、こんなふうに異国で新しいジブンを生きるって楽しいだろうなあ・・・と思ったり
いや、所詮、一部の富裕層のお年寄りのお伽噺
話やけどな。と現実に戻ったり。

大御所の実力派女優が、年を重ねても
こうして銀幕でいぶし銀の魅力を発揮できるのは素晴らしいことだなあ。
シルバー世代を描いた映画って今はとても(とっても!)多いけれど
思えば、昔はほとんどそういうのなかったんじゃないかな。

ところで、インド人の若き経営者に対してマギー・スミスが諭す一言が
なんだかやたらストレートにココロに入ってきた。


 「自分を憐れむ人間にならないで。」

コレ、とってもだいじなことですねえ。
自分を憐れんでいたって、そこからはなんも生まれない。
観客にも喝!ですね。


それにしても・・・映画の続編ってものは、なかなか前作を上回ることはないわけで(笑)
面白い映画だけれど、この第二章、アレコレ盛り込み過ぎな感があってちょっとざんねん。

しか~し、一際キラリと光るのはやっぱりビル・ナイ氏。
前作も今回もビル・ナイ目当てで観たと言っても過言ではありませぬ。

近年のビル・ナイ氏、たいへんアトラクティブであります♪


映画「チャップリンからの贈り物」

2016-10-23 | 映画 のこと


あったかい映画を観た。

「チャップリンからの贈り物」2014年フランス映画

チャップリンの遺体が盗まれて、その後戻ってきたニュースを
テレビで見たことを覚えてる。
あれは、1978年のことなのね。わたしは中学生かあ。

チャップリン遺体誘拐事件の実話を映画化したこの作品。

はちゃめちゃだし、確かに犯罪なんだけれど
なんとも憎めないキャラに肩入れしちゃう。

そして、観た後で知ったのだけれど、
なんとチャップリンご本人の素晴らしい邸宅も撮影に使われていて
しかも、サーカスの支配人役は、四男の息子さんが演じているとのこと。

このサーカス、なんだか既視感が・・・と思ったら
二十代後半にスイスを旅した時に、チューリヒでたまたま遭遇したサーカス団そのものだった!

CIRCUS NOCK という昔ながらの哀愁のあるテントサーカス。
これぞ、ザ・サーカス!というような近距離でのめくるめく出し物や道化師に
まるで魔法の国に迷い込んだみたいな夢心地な気分になったものだ。
ずっと観たかったホンモノのサーカスにめぐり逢えた、あの時のキモチは今も覚えてる。

映画の中とは言え、こうしてここでまた逢えるなんて~。
うれしいなあ。
映画の中では1978年の設定だけれど、わたしが観た時と少しも変わらない。
あのふしぎなノスタルジックな空気感は、
あのサーカス団だけが持つ特別な時空の空気感なのかもしれないなあ。


この映画を観たら、チャップリン映画がすきな人はもちろん、
観たことのなかったひとも、きっとチャップリンの映画を改めて観たくなることでしょう!
屋根裏にしまってある「街の灯」のVTR引っ張り出してこよっと。(テープ、伸びちゃってるかなあ^^;)


非日常のいちにち。

2016-10-21 | essay

モノヅクリ仲間と春と秋の年2回だけ開催しているハンドメイドのイベント。
いつの間にやらもう10年を超え、すっかり年中行事というかんじ。

シゴトというわけではなく、「すき」でモノづくりをしている仲間と
こうして長年ともに開催できるしあわせ・・・。
毎回、とてもたのしい非日常の一日です。

もちろんお客様にたのしんでいただくことが第一だけれど
開催する側がたのしくなけりゃ、こういうイベントって伝わらない!と思うのであります。

まだまだ不完全で改良すべき点はたくさんあるけれど
たのしい時間をメンバーもお客様も共に持てる貴重な一日、
これからも大いにたのしむよ~~!
と新たに想う、非日常の翌日の日常のひと時でございました。

「過ぎし世も 来る世も 同じ夢ならば けふの今こそ 楽しかりけれ」 詠み人:杉田玄白


(うちのかめおくん)


二分の一。

2016-10-18 | essay



空を二分の一。

こんなふうに
スパッと
こころも割り切れたらいい。

定規で線を引くみたいに。

わたしは・・・定規をもってないんだなあ~。
なんだって いつだって あやふやでイイカゲンだ。

たまには反省もする。

でも、寝て起きると
ま、いっか。ということになっている。

うまい具合に出来ているもんだなあ。
(いいのか?)

 

 


なんかヘン

2016-10-17 | essay

スマートフォンにアプリをダウンロードしなきゃ
行政の「子育て応援カード」の恩恵が受けられないサービス・・・
それって どうなのよ。

とあるお店で、新サービスの案内を見かけたので
行政交付の「子育て応援カード」を提示したはいいけれど、
「アプリをダウンロード・・・」というような説明に
スマホではなくガラケーだと言った途端に
「あ~ーー。」と明らかに面倒臭そうにフリーズしてしまう店員さん。

なんだか不本意に差別されてる感アリ~。

結局、店の責任者の下へ走って指示を仰いで戻った店員さんの言うことには
この先、スマホに機種変更したらアプリを入れるという条件で
サービスを使えることにさせていただきます、とな。
何だかとっても恩着せがましく言われちゃった。

普段は、こういう面倒臭いサービスは全部スルーしているので
行政交付のカードが絡んでなきゃ、なんとも思わなかったのだけれどなあ。
ちょっと解せない出来事でありました。

それにしても。
わたし、別にこだわりの「ガラケー信奉者」なわけでなく
日常生活上、スマホにする必要性を感じないだけなんだけどな。

必要以上の進化に、闇雲について行く気持ちは元々さらさらないし。
なんで乗せられてついて行かなきゃ「遅れてる」ことになるのだろう。

ヘンなの。
そんなこと、それぞれがそれぞれのペースで
すきなようにしたらええや~ん?って思うけどなあ。

どんなことに於いてもね~!


秋の森の赤

2016-10-16 | essay







色づく赤い実、赤い花。
緑の中の赤は、なんともかわいらしい。

けして ヒトの目を楽しませるためなどではなく
鳥にすぐ見つけてもらえるように赤いのね。

種の保存の底力ってすごいなあ・・・と この頃改めて感心しています。

赤のキレイな季節。
街路樹のハナミズキの赤い実もかわいくてすきだなあ。
葉っぱも色づき始めて、いつの間にか冬はもうそこ。

あちこちで赤が目立ち始めるのは、寒くなるよという「しるし」です。


りんごのすったのん。

2016-10-14 | essay

先日、久しぶりに扁桃腺を腫らして発熱。

小さい頃、熱を出すと母が必ず水まくらを作ってくれた。
赤茶色のゴム製で、金具で口をバチンと止めるやつ。

そして、いつも必ずりんごの擦ったのん 食べさせてくれたっけ。

二十歳頃からリンゴアレルギーになっちゃったので
もうあの生の擦りリンゴは食べられないんだけどね~。

熱を出して、ぽ~~と寝てると
ふしぎと母のあの「りんごの擦ったのん」の味を
そのまま口に想い出す。

このまま眠ってお母さんの夢でもみたいなあ~~と
コドモみたいな気持ちになって
寝てみるのだけれど、
熱の時の夢って、決まって理不尽でヘンでコワイよね。

ああ、夢でよかった~~~ってな夢ばかりみて疲れる繰り返し。

夢でいいから「りんごの擦ったのん」食べたかったわー!




イグ・ノーベル「股のぞき」効果、わたしの場合。

2016-10-13 | essay

今年のイグ・ノーベル賞に「股のぞき」の研究をされている日本人が選ばれていた。
研究内容は詳しく知りませんが、いやはやーおもしろい。

前かがみになって自分の足の間から後ろを見る「股のぞき」
世界があべこべになってなんとも不思議な異空間になるんだよね。わかるわ~。

このニュースで思い出したのだけれど
わたし、子どもの頃、探し物が見つからないときは
股のぞきで探すと見つかる、という技(?)を持ってた。

誰かに教えてもらったわけじゃなく、経験からだったようだ。
見え方が変わるせいなのか、はたまた逆さまになることで頭に血がのぼって
脳が活性化されるのかは存じませぬが、股のぞき効果は確かにあった~。

でもその方法は、自分の家の中限定なので
(外でいきなりそんなんしてもね・・・)
いつの間にか、成長とともにその技は忘れ去られていったようです^^。

ま、ちょっとヘンなコドモであったことは確かなようです。


イグといえば、学生時代のともだちが「イグ」ってあだ名をつけられてたっけなあ。
あまりに世間のことを知らなすぎるお嬢さん故に付けられたのだった。
イグちゃんどうしてるかしら~?



さっき入ったニュースのボブ・ディランのノーベル文学賞もびっくり。本書いてたのか~!?
って思ったら歌詞の「詩」でなのね!おめでとうございます!


ひとり笑い。

2016-10-09 | essay

小林秀雄氏の講演CDシリーズにすっかりハマっているこの頃。

晩御飯を作りながら。
ジムのマシンで走りながら。
電車の中で。

小林秀雄先生の話をこころしてよ~く聞いていると、
自分の中にいくつも新しい窓が開いていくような気持ち。
「ああ、そうなんだ~!」と ハッといろんなことに気づかされて
ぐんぐん世界が広くなっていくような気がしてくる。
そして、いろんなことを反省もする。

それにしても、時に何とも可笑しいような微笑ましいような
面白いことを仰ることがあり、気を抜いていると
つい「ふっ」と笑ってしまう。

この前も、ご飯を作りながらイヤホンで聞いていて
何とも可笑しい語りに ハハハッと気分よく笑っていたら
いつの間にかそばに来ていた息子に
「コワッッ!」「キモッ!」 

えへへ。まあ、家の中ならいいやんね~。

外では独りで笑わないように気をつけま~す。


自分の中にあたらしい窓をぶち開けてみたいひと!
小林秀雄先生の講演CDをお試しあれ~。(わたしは図書館で借りてipodに落としました^^)


たけうまに乗る。

2016-10-08 | essay



シゴト先の幼稚園で、竹馬の練習をする子どもたちを手伝っていたら
自分も乗りたくなってきた。

昔、父が竹を切って作ってくれた本物の竹馬に
乗れるようになるまで庭で毎日毎日練習したっけ。

竹馬を押えながら
「体をね、前に傾けるようにしてごらん?自然に足が出るようになるよ。」
昔 父に言われたことを、そのまま子どもたちに言ってる自分。。。
助言されて、試して、実感したことって、忘れない。おもしろいものだなあ。

子ども用なので、オトナには丈が低いのだけれど
ちょっと乗っちゃってみました~。
わあ、何十年ぶりかの竹馬、乗れる乗れる!ちゃんと体は覚えているのだなあ~。

みてみて!乗れたよ~!
と園児に自慢してしまうわたしは、大人げないオトナであります(笑)
(体重制限、大丈夫だったかしら?)

昔ながらの健康遊具、竹馬はいいですねえ。
がんばれ~子どもたち~!

 


空に浮かぶ海

2016-10-07 | essay



森の木々を仰ぎ見ていたら
なぜだか 海のさざ波にみえてきた。

なつかしいあの町の海が呼んでるのかな。
それとも ただのへそ曲がり。ここには海の欠片もないのにさ。

こころに波の音を浮かべてみる。

みえなくても、コドモのジブンに逢えるあの海へ・・・今すぐ飛んで行きたいなあ。

映画「ジェリーフィッシュ」また観たくなっちゃったな。
この映画が観たくなるのも、波の音が聞きたくなるのも
決まってこころが乾燥しているときなんだってことも
もうよくわかっているんだ。

仕方がないからとりあえず
夜のプールに潜ってこよう。


 


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