時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

2018年のカレンダー

2017-10-30 | essay




ハロウィンのツリー!?
ありそうでみたことなかったかも!
ここは「クレヨンハウス」の入り口。

先日青山で行われていた「青参道アートフェア」をぶらりとしたあと
とっても久しぶりに絵本専門店の「クレヨンハウス」へ立ち寄った。

そこで目に飛び込んできたのは
スズキ・コージさんの原画!
スズキ・コージさんの絵は独特だから、一目でわかるね。
「エンソくんきしゃにのる」を次男坊が2歳の頃どっぷりハマって以来
わたしもすきな絵本作家さんなのである。

冷静に見回すと、ほかにもみたことのある絵本作家さんのすてきな原画が並んでるではないですか!
それは、「12人の絵本作家が描くおうえんカレンダー」の原画展なのであった~~。



というわけで、2018年、来年のカレンダー第一号を手にしました。
来年はすぐそこなのねえ。


「12人の絵本作家が描くおうえんカレンダー2018」は、
福島で被災した子どもたちを、カレンダーの売り上げを寄付して応援しよう!というプロジェクトなのだそうです。


懐かしいもの・太陽の塔

2017-10-25 | essay

大阪出身の愛媛のともだちが、
きれいな青空をバックに凛と立つ「太陽の塔」の写メを送ってくれた。
(ありがとうHちゃん)

なつかしいなあ。
太陽の塔、子どもの頃からとても身近な存在。
今も何故だかとてもすき。

ココロではこんなにファミリアーに感じるのに
よくよく考えてみれば、太陽の塔を見たのは
大阪のコドモ時代が最後なんだなあ
ってことに、改めて気が付いた。

大阪万博は奈良在住の幼稚園時代。
家族で行ったことは記憶にあるのだけれど、内容は何にも覚えていない。
迷子札を付けられたことだけが妙に印象深いんだなあ。

大阪の小学生時代、遠足や行楽で何度となく太陽の塔を見上げた。
その大きさやその迫力や顔の可愛さはしっかりココロに住みついている。

そういえば、あの頃バナナを食べるたびに
姉と、バナナの上部に歯で筋をつけて平らな顔の部分を作り
太陽の塔や~~!って遊びながら食べるのが流行ってたっけ。(うちだけ??)
(おねえちゃん、覚えてるかなあ)

そんなコドモ時代を送ったからか、
岡本太郎氏の太陽の塔似のオブジェを観るとココロがオドル。

青山の、元「こどもの城」の入り口にあったオブジェ「こどもの樹」もそうだった。
のだが・・・

先日、娘と青山ブックセンターに行った帰りに
久々に目にした「こどもの樹」は
ぽつんと残され、檻に入れられた囚われの身のように・・・・・・。



保護のためとは思うけれど
自由にしてあげたい・・・って思ってしまうのはわたしだけではないはず。

この後どこかへ移転する予定なのかな。

できれば、万博公園みたいに緑あふれる公園内に
放して、ではなく移してあげてほしいものであります。




「空想」と「想像」のスキマ

2017-10-23 | essay



電車に揺られて 車窓から街をぼんやりと眺めながら
ipodに入れてある小林秀雄の講演CDをこれまたぼんやりと聴いていたら(もう何度か聴いているので)
学生の質問に小林秀雄先生が「それは君、空想かね?想像かね?」と問い掛けるくだりに
なんだか、どきんとして、はっとさせられる。

ほぼ夢想・空想で出来上がっているわたし。
足踏みばかりのわたしに足りないのは建設的なイマジネーションだと重々承知している。

そのあと続けて、空想はでたらめだが、想像の中には理性も直覚もすべてが働いている
というようなことを仰っておられる。

この講演は、1960年半ば辺りのもの。

時空を超えて
そのお声で
わたしにも
喝を入れてくださって
ありがとうございます!!??


小林秀雄先生のコトバには
聴く度いろんなくだりにこうしてハッとさせられて、
その度にわたしのココロの領域を拡張してもらっているような気がします。


がらスープの味

2017-10-18 | essay



時々、我が家のシェフ次男坊が思い立ったように鶏がらを買ってきて「がらスープ」を作る。

これこれ。この味なんだなあ。

がらスープ、実はわたしの母もよく作ってくれた「おふくろの味」。

ちゃんと鶏がらから作るのは、わたしは人生で3回ほどしかない。

これは隔世遺伝だな(笑)

この季節外れな急な寒さに、あったかいスープはなんともしあわせ。

君を生んでよかったよ~(!?)


あいたくなる木

2017-10-11 | essay


ふと、元気にしてるかな。

と、逢いに行く木がある。

呼ばれたような気がして。

よかった。ちゃんと変わらずそこに居てくれた。



小さかった子どもたちをいつも温かくその腕に迎えてくれた木。

もう 現世にはいない母と
小さかった頃のわたしの三人の子どもたち。
たくさんのよい時間が沁み込んだ場所。

母のにぎってきてくれたおにぎり、おいしかったね。


きっとこの木も、ここに積もった時間を憶えてくれている。

おかしいけれど、勝手にそう思ってる。

帰る時には
その幹に触れて
「げんきでね」って、ひとりでにつぶやいてる。

木もヒトもだんだんおんなじに思えてきちゃうなあ。年をとるってそういうもんかなあ。

 


香り

2017-10-05 | essay

白い芙蓉の花が咲いていました。

季節を教えてくれるのは、いつも花かも。

自転車を飛ばして急ぐわたしを追いかけるように
ふいに届くキンモクセイの甘い香り。

「そんなに 急がんでも ええんちゃう~??」って言われてるみたい。

いろんな声に耳をすまそう。

 


フィンランドデザイン展へ

2017-10-01 | 展覧会・アート のこと



「フィンランドデザイン展」を観に府中市美術館へ。

フィンランドの持つ空気感ってなんだかとても惹かれるんだなあ。

デザインの色合わせや色のトーンがなんだかとても懐かしくて心地よい。

しかも、自分の中にはない色合わせに何度もはっとさせられる。

ココロも脳も刺激されるステキな展覧会でありました。





府中市美術館を訪れるのは数年前のミレー展以来二度目。

この公園の中の美術館、とてもすきです。

 「フィンランドデザイン展」は2017年10月22日まで!

 


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