時間のしずく time drops 

たいせつなもの。すきなこと。

小鳥に起こされる夢をみた

2018-02-28 | essay

うっかりうたた寝。
夢のなかで、そのままの寝姿勢のまま、ロケーションはどこか異国の暖かなバルコニー。


どこからかチェリーレッドのキレイな野鳥が飛んできて、わたしがもたれてるバルコニーチェアの背もたれに、そしてなんとわたしの頭の上にとまる!

何とか驚かせないように写真が撮れないものかな。。。

と考えつつちょっと動いたら…
小鳥が飛び去るとともに夢から醒めてしまいましたー。

かわいかったなぁ。
ピンクがかった赤で頭辺りは白っぽい。大きさはオカメインコくらい。1年前に空に召されたうちのオカメインコ「シェイク」の重みと一緒だったんだ。。。

シェイクが、「もう生まれ変わって翔んでるよ❗」って報せに来てくれたのかもしれないなぁ。(そうだったら…ありがとね)

夢だけど、触れそうなリアリティ。。

けれども、実際わたしがもたれてうたた寝していたのは、畳んだ布団!

異国のバルコニーチェアとの違いが大きすぎて笑える。



自分のために。

2018-02-25 | essay


花はヒトのために咲くのではなく
咲きたいから咲くんだよね。

時々通りかかるこのお宅。

満開の花が蔵の壁に影を落としてとてもキレイ。

でも、庭に面する窓の雨戸が開いているところを見たことはない。

それでも こうして
毎年きれいなきれいな花をつける。

自分のために咲く。
ヒトも見倣わなくちゃね。



変わらないもの

2018-02-22 | essay


先日三十年振りに乗ったあのまちのあの路線。

乱立した高層マンションに阻まれて 海はもうほとんど見えない。

何もかも
すっかり変わったのに

イヤホンからわたしの耳に流れてくる音楽だけは変わっていないことに気付いて
ちょっと可笑しくなる。

テープのウォークマンから
ipodへとハードは変化したけれど、聴いてる中身はちっとも変わっていない。

思えば、それは自分自身も同じかも?

外側はもちろん経年劣化してるけど、内側はなんにも変わっていないのかも。

明日にはまたひとつ歳が上がるけれど。




海のにおいのまち

2018-02-20 | essay


昔暮らした町を通る。

海のにおいのする町。

そのままの佇まい。
あのマンションの14階。どの窓だったかしら。

ざわざわざわと
ココロが波立つ。

確かにあった時間。
今はもう届かない手。

ないまぜになった感情に翻弄される自分のココロに驚く。







風のよる

2018-02-17 | essay


ここにいる時間。

同時に存在するやもしれぬ別の時間に想いを巡らせる。

パラレルワールド。

いくつもの自分が居る世界。

いく通りもの人生。

行ったり来たりできるなら
それもまたいいかもしれないな。

なんて ふと思う。
外は酷く風が吹いている。

Dancing trees

2018-02-13 | essay


写真になってから気づくことって案外多い。

ここの木々はダンシングツリース。

いつも写真に撮ると踊っているようにみえる。

木々にも性格があるってことが
この頃よくわかってきました。




おかゆさん

2018-02-12 | essay


おなかを壊して寝込んだ。
たぶん、園児からもらった胃腸炎。

だいぶよくなった頃、16になったばかりの娘がおかゆさんを作ってくれた。

ちょうどいいやわらかさ。とろとろ感。
初めてのことなのに、なんだか懐かしい。

こういう時、娘のなかに母を感じる。ふしぎなものだな。

おなかにもこころにも染み入るおいしいおかゆさんでありました。

input output

2018-02-05 | essay



このごろ映画を全然観ていない。
こんなにながいこと観ていないのは人生初かも。

そういえば、展覧会もいろいろ見逃している。

今のわたしは、時間をひねり出しては制作してる。

俯瞰的目線で自分を視てみると。。。
なるほどなあ。

今のじぶんは超OUTPUTモードに入ってるんだな。

何でもかんでも吸収したいINPUTモードの時期があってこそのOUTPUTの時間。

持てるものを全部、自分のモノヅクリに乗せる。

出し惜しみとか、またいつかとか、そんな悠長なことを言っていられるほど
人生は長くない。(ってことをひしひしと実感する年齢になったということか)

毎日の「ささやかないろいろ」を取り込みつつアウトプット!



一日の終わりのお布団の中での読書は、欠かせないわたしのルーティーン。
今は夜な夜なスィフトの「ガリヴァー旅行記」を旅行中です。

Jonathan Swift 「GULLIVER'S TRAVELS」1726


手刷り絵本の匂い

2018-02-01 | 本 のこと


インドの職人さんたちのハンドメイド絵本。

手刷り、手製本の紙の温かみとインクの匂い。。。

少し前の話ですが。

昨年12月、板橋区立美術館で開催されていた「世界を変える美しい本 インド タラブックスの挑戦」

インドの絵本の素晴らしさにすっかり魅了されてしまいました。



この太陽の絵に一目惚れしてこの絵本「太陽と月」を連れ帰りました。

その後、タラブックスの伝道師!「偶然の装丁家」の著者、矢萩多聞さんの講演会へ。初めてご本人のお話を聴くことができて感激。
あったかいお人柄の伝わってくる楽しい講演会でありました。

多聞さんの文章、本当にすき。講演会で販売されていた
「インドしぐさ事典」もゲット!
少しおはなしをしてくださいながら、サインとともにゾウのイラストまで描いてくださいました。

インドを旅する日がきたら、この「インドしぐさ事典」持っていこう!





メッセージ♪

コメント欄は設けておりません。お便りはこちらからどうぞ♪

ブログ村

にほんブログ村 写真ブログ フォトエッセイへ
にほんブログ村

心象風景写真へ。

人気ブログランキングへ