【 rare metal 】

此処 【 rare metal 】の物語や私的お喋りの全部がね、作者の勝手な妄想ですよ。誤解が御座いませんように。

嘘ナ逢引逢瀬。

2008年09月23日 03時42分24秒 | イケナイアルバイト (仮題) 

T3年生 イケナイアルバイト。(6)最初の一話目


sakasakurage


随分前の古いことですからね、チョット申しますことが廻りクドイかも。


男と女が真夜中に、逢引 (現代じゃぁアイビキッテ言い方も死語なんやろなぁ) なんかに、
みなさんお気軽にご利用いたしてます 「ラブホォ」 ナンってなぁ、
わたしが若かった頃には、何処にもありゃしませんでした。

今の 「ラブホテル」 (今じゃぁ此の・ラブホテル・もね、ファッションナニヤラにぃ。) に相当するものが在るとしましたら、
昔懐かしいぃ逆さ水母 (サカサクラゲ)印(マーク) の看板ぉ、ヒッソリト掲げていた 【連れ込み旅館】 くらいでしたなぁ。

ッデ、その連れ込み旅館。 所在はタイガイ繁華な表通りから一筋奥まったような路地裏に。
其処は真っ昼間でもね、何処か陽が当たらないような陰な場所やった。
建物の雰囲気は、ちょっとコマシな民家に少々手を入れ、パット観数寄屋作りの小洒落た和風料理旅館風。

マッ、コンナンはね、滅多とおまへん。 数少ないえぇ部類の物件ですねん。

その他大勢の 「連れ込み宿」 はですね、何処となく陰気な雰囲気満載で、
其のお宿に女が連れ込まれた日にゃぁ、アンサン。もぉぅムチャクチャ。

連れ込むまでトッテモお優しかったオットコ前の兄(アニ)さんが、部屋の中に入れば突然のぅ、お豹変。
サッギでのお優しい仮面の下のやね、狼の本性をトッテモお丸出しにいたします。 ハイ

ホンマニおっ恐ろしい、スンゴク度し難い悪辣な助コマシのお兄様へとお為りになりましたんがぁ、
連れ込んだ素人の女 (生娘、人妻、看護婦、巫女サン、事務員、バスガイド他ジャンルを問わず) にやね。
世間一般の普通の素人衆のオットコにゃぁ、トッテモ×トテモ真似がデキマヘンようなぁ
スンゴクえぇお仕事なんかにお励みに為りはって、コマシハッテタ。

ッデ、助コマシの兄サン。 
コマした女が、先ほどの激しく燃え上がった営みで、トッテモ巧い男女の接触技巧が愛故のぉぅと。
ハナハダなお勘違いをし余韻に浸ってるのを眺めながら、徐(オモムロ)に一服点けて満足げに吸いますねん。
スケコマシの、ァホたれなアンチャンが。

タブン当時のことやから、煙草の銘柄は ≪朝日≫か≪バット≫か≪シンセイ≫ でっしゃろかぁ。
キットごご満悦なんやろなぁ、コノにぃやん。 自分の仕事ぶりにぃ。

(ァホッぉ~!ロクデナシぃ~!!)

ッま、ユクユクはコマした女を今ならフアッションナンたらチュウ、風俗の湯船にドップリっと、お漬け込みしますんやろなぁ。
ケド、昔はコンナ場合は定番のぅ、コマサレ女を小汚い女郎屋か、
トアル某国の国名を冠した特殊欲情の、淫売窟に売っとばしぃ。 ッテ 

ぁッ!ゴメン スミマセン股又誤字が。

≪特殊欲情≫ やのうて ≪特殊浴場≫ ですねん、カンニンしてね。
ウットコのパソコンチャン、ケッコウ新品なんやけどぉ、コノゴロぉ変換ミスが多いなぁ・・・・・マッ、エッカァ。

ぁッ!、チョットお話がぁ、横道に逸れチャッタ。 ゴメンネ

今までのお話はね、作者の妄想から生まれた創造やからね。
クレグレモ其の筋の関係者のお方々。  どぉか誤解などが御座いませんように。


ッで、表通りから一つ奥まった路地裏にと行く、入口角辺りに建つ電信柱なんかにね、タイガイ吊るしてはった。
案内看板と言うにはチョット小さすぎる、長年雨風に晒され木肌の色が灰色に変色した板にはね。
ケッシテ此の先、あなたの【連れ込み旅館】が御座います。 ッテなぁ絶対にぃ記していません。
マッタク宣伝ナンかいたさなくっても、人知れず好き者なエロゴト愛好家にぁや、アッ其処だよと分かっていたのが、

昔の男女の逢引場所、【連れ込み旅館】 やった。


互いに想いを寄せあい、好い仲の恋人ハンラ、人の目の届かない二人だけの隠微な世界を、ぁッチャウッ!

トッテモ静かで、人として落ち付いて素直に愛を語れる場所です。 ハイ

そんな居場所を求めては、ウロウロと町中をキッチリ腕組んで彷徨い漫(ソゾ)ろ歩きいたします。
ですけどね、他の歩行者さんらの目が差しますからね、ナカナカッ連れ込み旅館玄関前の暖簾も潜れません。
ですからね、旅館の前をナンとなく何回も行き来しては過ぎますねん。 腹立たしくってもね。
ッデ、タマタマね、歩く人の影がぁ 【連れ込み旅館】 っの前で途切れるのを見透かしまして。

女が、 ぁッ!も、 ぅッ!もっ、 ましてや 「ぁれ~!」 

ッテなぁ言う間もなく、女の手首を掴んでか、組んでた腕のそままで。
素早く暖簾片手で掻き分け潜り、玄関の引き戸ぉ素早く開け 【連れ込み旅館】 内へご突入。

ヤットの想いで入れば、玄関框前では案内のババァとしか見えない仲居に即され、
靴をスッ飛ばすように慌ただしく脱ぎますねん。
ッデ、ウット暗い廊下を、女を引きづるように力強くエスコートで、お宿の奥にと突進いたしハッタ。
突き当りの二階への登り階段。 一回ぐらいは脛を階段角に、激しく音発て打ちツケ登ります。 キット

コン時の老いた仲居サン。
タブンやけども朝陽が昇る前に起きはってやろなぁ。
一生懸命に頑張って、手慣れの左官職人みたいに白粉塗りタクッテ可也な厚化粧しはっても
絶対に他人さん泣かしもっての、気苦労な人生を重ねた歳をね、隠しようがない。
そんな皺苦茶(シワクチャ)ぁ塗れ顔の、見るからにヤリ手婆ぁ風な仲居が言います。

「宿帳に、お名前をお書きくださいな 」 ット。

ッデ、アンタハンラドナイ観ても夫婦もんやないやろも。 世間じゃぁ隠し事な為さぬ仲の好きモンども目ぇ~!
ッテなぁ想いを込めた、ニンマリした微笑み向けてきますねん。 キット

隣との境の襖を開けた次の間には、キッチリ派手目柄な市松模様のお布団が二つ並べて敷かれてる。
枕元には、明かりを灯せば卑猥で隠微な感じんになる、桃色の布製の傘を被せた電球スタンドが置いてありますわ。
昔の日本髪の遊女が、口に銜えて此方を下から上目づかいに観てきたら、
先ほどまで、息咳き切って頑張りお励みになりハッテ果てゝしまい、
グッタリ萎えはった御分身の下のおブツもね、即効回復するかもぉぅ。
ッナ、千代紙がキッチリ畳まれて、漆塗り盆上の模造クリスタル硝子の水飲みセットの横に。

ナニも知らずに無理やり宿に連れ込まれた女が、訳も分からない内にぃ。
スケコマシのアンチャン、アラン限りの特殊技巧と、女泣か性の道具を用い。
ウット暗い隠微な風情がイッパイの、寝間の中にゃぁ・・・・・・ キャッ!


「もぉえぇッ! 止めてんか○○サン 」
「なんや! こっからが核心やのに 」
「ボケか、此処には未成年も居(オ)るねんで 」

「マスタァ、ウチのことぉぅ 」

「お前以外に此の店の何処に居るんや ドァホッ!」

ッマ、何処かでコノ好きモン客の喋るのを止めないで此の侭ホッタラカシにしていると。
タブン明日の昼までくらいは淀みなく、延々とツレコミのお話しを何処までもと続けます。

此の客。 実はワテの昔からの知り合いです。
ワタシにとってはとても大切な恩人にあたる方ですけども。

注釈:【恩人:パトロン、後援者、タニマチ、金蔓:カネヅル、歩く金満金庫、篤家、稀有な存在。 っのドレかかな?】

話題が自分の得意分野 「大人のお話的会話」 なんかになりまと、俄然おハマリいたします。
トッテモそんな時の物言いぃが、素直すぎると言いますか、呆気羅漢(アッケラカン)過ぎまして、困ります。

「マスタァ、ナンで聴いたらアカンのぉ?」
「ぁッアカンってぉッお前ぇ、ぃッ今聴かんでも大人になれば解ることや 」

大人の話を訊きたがる、耳年増なコイツがウットコの茶店でアルバイトしだしてから、三か月目ぇになってた。
ふたりで (正確にはもう一人おった) 川でズブ濡れになったあの晩から、
ナンとなく互いに、大人と子供なんだと遠慮しあう垣根が、消えたみたいでした。

「ほぉやで、此の娘かてどおせ覚えることやがな、なぁ 」
「ぅん。 マスタァ、オッチャンかて、訊いてもえぇゆうてくれてはる 」
「ボケッ!お客様にぃオッチャンはないやろも、ダボォ~!」

「ホンデナ○○チャン 」
「ぅん 」
「オッチャンなんかなコナイ観えてもな、若かったコロにゃぁオナゴニきゃぁきゃぁ言われてたんやで 」

「ぇ~! ホンナン嘘やぁ~!」

「ナンが嘘やねん、モテモテで毎晩掛け持ちしてな、パンツ履く間もないくらいやった 」

「パパパパッぱ、パンツ履く間もないッテ ○○サン、もぉ堪忍してぇなぁ!」

ナンぼ恩人でも、子供にナニを吹き込むネン! ダボォ~!



ぁれぇ?

モット違う、シリアスなお話に為る筈ぅ、やったんですけどなぁ・・・・・マッ エッカぁ 

次は、元のお話しに戻そうかなぁ



  ホナ、バイバイ







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