春の嵐

　このところのポカポカ陽気は、いくら温暖な横浜とはいえ、ちょっと異常なくらいだ。まだ3月の初旬なのに、暖房を入れなくても部屋の気温が20度をキープしているなんて今までにあっただろうか。
　
　さて、昨夜は午後から春の嵐が訪れた。天気予報通り、強い南風を伴う雨が降った。レーダーの雨雲情報を見つつ、少しでも雨脚の弱い状況を待ちながら、帰宅するタイミングを見計らい、駅へと向かった。

　と、ここまでは良かったのだが、駅に着くと電車が来ない．．．
　「信号機故障」だそうな。何とまぁ、お粗末なことか。

　仕方が無くしばらくホームで待っていると、ようやく電車がやってきた。アナウンスによると「この次の電車は蒲田付近を走行中のため、しばらく参りませんので、是非これにお乗りください」と。もうラッシュ時はとうに過ぎているが、これはいかにもひどい。

　電車はのろのろと走ったが、途中のアナウンスで、この電車が予定時刻よりも1時間40分遅れていることを知った。最初からずっと乗っている人はまずいないと思うけど、都内から乗車していた人は相当ヘロヘロだろう。

　そうこうしているうちに、雨脚が俄然強くなってきた。ホームで扉が開くと否応なしに雨が車中に飛び込んでくる。レーダーに映っていた寒冷前線が来てしまったのだ。私の計画では、この時刻には自宅に間違いなく付いているはずで、信号機故障が恨めしい。自宅最寄り駅に着いた頃、ちょうど風雨のピークだった（ということを帰宅後にレーダー情報を見てわかった）。結局ずぶ濡れになり自宅に戻った。予定時刻よりも1時間ほど超過していた。

　気温が高かったので体調こそは崩さなかったが、まったくひどい目にあった。よりによってこのタイミングで故障して欲しくはなかったのだが、、、おかげで、昨夜締切の原稿の上がりが未明にずれ込んでしまった。週初めから全くついていない。

．．．ということで愚痴でした。