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CartoDBが、セールスフォースのデータを地理的に可視化するツールの提供をアナウンス

2016年05月06日 13時08分38秒 | クラウドサービス
 CartoDBが、セールスフォースに格納されているビジネスデータを地理的に可視化するツールの提供をアナウンスした。データドリブンのビジネス運営がますます価値を持つトレンドの中で、こうした連携はとても理にかなっている。

 今回の機能は、BirdseyeというPeterson, Yurgosky, and Partnersが提供しているツール(AppExchangeに掲載されているが、まだアルファ版)を採用して実現している。

 説明によると、セールスフォースに格納されているビジネスデータは、CartoDB側に持ち出すことを一切せずに地理的な可視化が実現する。
具体的には、せーするフォースのオブジェクトを選んで、それに対してBirdseyeがURLを生成する。そのURLをCartoDBの「データソース」として追加することで、Birdseyeがデータを処理してCartoDBに表示させるというものだ。

 実際にまだ試していないので、これ以上の機能的な説明はできないが、一昨年の秋にCartoDBがセールスフォース・ドットコムから出資を受けたことも、こうした機能提供の背景になっているはずだ。

 ちなみに、価格は1ユーザー50ドルとある。日本国内で、地理的可視化を実現するセールスフォース関連のツールには、オークニーのOrkney UpwardやウイングアークのMotion Boardがあり、他の機能と併せてCartoDBよりはやや安い価格で提供している。

 大量のビジネスデータに潜むトレンドやパターンをリアルタイムに処理して可視化するという点では、CartoDBは大変優れている。今後、日本国内でも、セールスフォースのユーザーに採用されるようになるだろう。

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