IPA(情報処理推進機構)が毎年行っている、日本OSS奨励賞に、OSGeo財団日本支部が選ばれ、昨日プレスリリースが行われた。
発表内容はこちら。
半月ほど前に、OSS奨励賞の候補になりました、という連絡はIPAからいただいていたのだが、複数の候補からの選定であるため、まさか受賞するとは予想だにしていなかった。
OSGeo財団日本支部が活動を始めたのは2006年秋、強い組織、財政基盤も無く、やれる人がやれる限りの活動を行ってきたに過ぎない。幸いなことに多数の協力者にも恵まれ、FOSS4Gそのものの存在が徐々に認知されるようになり、それがまた新しい人を集めるという、良い循環になり出してきたな、と思っていた矢先の受賞、本当にうれしい。
FOSS4Gツールは、その対象が「ニッチ」であるため、ユーザー層の広がりはあるところ限られている。地理空間情報分野のバックグラウンドが多少なりとも必要で、その意味で、「誰でも取り扱える」ツールでもない。だからこそ、ここ日本で日本のコミュニティを作って、使い方のアドバイスを含め、利用普及の努力を続けることがとても大事だと思う。この受賞は努力を継続していく際の、あくまでも通過点に過ぎないわけだが、それにしても4年で活動がそれなりの評価をいただけるのはありがたいことだ。
・・・と言うことで、皆様、10月31日から始まるFOSS4G 2010 Tokyo/Osakaで、皆さんと受賞のお祝いができればと思っています。
発表内容はこちら。
半月ほど前に、OSS奨励賞の候補になりました、という連絡はIPAからいただいていたのだが、複数の候補からの選定であるため、まさか受賞するとは予想だにしていなかった。
OSGeo財団日本支部が活動を始めたのは2006年秋、強い組織、財政基盤も無く、やれる人がやれる限りの活動を行ってきたに過ぎない。幸いなことに多数の協力者にも恵まれ、FOSS4Gそのものの存在が徐々に認知されるようになり、それがまた新しい人を集めるという、良い循環になり出してきたな、と思っていた矢先の受賞、本当にうれしい。
FOSS4Gツールは、その対象が「ニッチ」であるため、ユーザー層の広がりはあるところ限られている。地理空間情報分野のバックグラウンドが多少なりとも必要で、その意味で、「誰でも取り扱える」ツールでもない。だからこそ、ここ日本で日本のコミュニティを作って、使い方のアドバイスを含め、利用普及の努力を続けることがとても大事だと思う。この受賞は努力を継続していく際の、あくまでも通過点に過ぎないわけだが、それにしても4年で活動がそれなりの評価をいただけるのはありがたいことだ。
・・・と言うことで、皆様、10月31日から始まるFOSS4G 2010 Tokyo/Osakaで、皆さんと受賞のお祝いができればと思っています。