横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

横浜気候考察

2005年08月07日 18時10分13秒 | スローライフ
盛夏にふさわしい暑さが横浜にもやってきた。とは言え、横浜の夏はすいぶん短い。せいぜいお盆過ぎまでには終わってしまう。

ご近所に今年大阪から引っ越してきた人が、(愛知県出身の)妻と7月下旬に「ここは全然夏が来ませんね」と”意気投合”するほど、横浜の夏は頼りない。

出身地である名古屋の場合、最高気温が35度を超す酷暑日は最近では年間15~25日になっているが、横浜ではまれである。「暑さ寒さも彼岸まで」という 言葉も、名古屋では「暑さ寒さも彼岸までは”必ず”続く」だが、横浜では「暑さ寒さも彼岸まで続く”ことがある”」くらい違う。

私は毎日のように横浜と名古屋の気温を比較しているが、おしなべて真夏の名古屋は横浜に比べて最高気温が3度くらい高い。一方真冬の場合、逆に名古屋は横 浜に比べて最低気温が3度くらい低い。夏の暑さと冬の寒さが苦手な私にとって、こんなに素敵な土地はないくらい横浜は「リゾート」である。

一方、いいことばかりではない。横浜は晴天率が低い。
抜けるような青空を体験することが名古屋に比べてずっと少ない。
特に秋から春にかけて天気がぐずつくことが多く、シアトルみたいである(ちょっと言い過ぎか...)。黒潮の運んだ暖気と、北から入る冷気がぶつかり、雨 雲が発生しやすい。東伊豆から湘南、横浜、房総に雨雲が発生し、それ以外の地域では晴天なんてこともよくある。結果として洗濯物が乾かず、乾燥機がこれほ ど役に立とうとは、名古屋在住時には思いも寄らなかった。