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JF8DSO'sWebLog

アマチュア無線、キャンプ、日頃思ったこと、感じたこと等を書こうと思います。
是非、一言書き残していってくださいな。

釣り竿アンテナ3.5MHz用

2012年02月05日 | アンテナ
釣り竿アンテナ第5弾…

えっ、もう5弾なの…?って

第一弾5.4mタイプはローカルに嫁入り…

第二弾は4.5mで昨夏から道の駅移動運用で使用…まだ手元にあり

第三弾は4.5mで第二弾の改良タイプ(コイル位置を一段高くした)これが現在の道の駅用メイン…
その後コイルだけ改良し7MHz、10MHz共用タイプに改造。

第四弾は第三弾とほぼ同じ…JF8DSNが一人で移動運用するっていうので作成(その前に準備しなければならないことが多々あるんだけどね)コイルは第三弾のものを使用。

で、第五弾ですが、先日通販で買った1.2mmのスズメッキ線を使用して3.5MHz~10MHz(うまく行けばその上も)マルチバンド対応型ということで深めの容器を探してきて長~くコイルを巻いてみた。

巻いた長さ12m弱…



仮留して既存の竿にセットしてみる。
下一段タイプの竿にコイルを付けると3.12MHz付近でマッチング

この時のSWRは1.7

下二段タイプの竿にこのコイルを付けると3.46MHzでマッチング

この時のSWRは1.2

スズメッキ線を巻いてるだけあって重いんで当初は下一段タイプにしようかと思ったけど、マッチング的には下二段(ということはコイルが一段高くなる)タイプにしたほうがいいのかな…

竿の加工はこれからなんで、さてどうしよう?

今回新しいアイテム

(ドラえもん風に…)

テレレレッテレ~

「サークルカッター!!」




百均で買って来ました。

もともと紙用なんだけど、コイルケースに穴を開けるのに刃を反対に回すと徐々に削れてきてキレイに切れます。


本当は18mmと28mmのホールソーを買おうと思って行ったんですが、最近のダイソーは工具類が減ってきたと思うのは気のせい…?

結果的には時間はかかるけどホールソーよりもキレイに開けることができました。


コイルの途中からも端子を取り出して差し口で3.5MHz、7MHz、10MHz対応にしようと思います。

欲張って14MHz、18MHz、21MHzあたりまでマッチング取れればなおいいですが、チューナー併用は間違いなし…かな。

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釣り竿アンテナを作る・・・その後の進化形

2012年01月15日 | アンテナ
7MHz用釣り竿アンテナを作って、ふと思ったんですがコイルを少し短くすれば10MHz用になるんじゃないかと・・・

で、コイルの途中に接続できるようにするためには途中で半田付けしなければなりません。

今まではアルミ線で巻いていたんですが、アルミは半田が乗らないので1.2mmのステンレス線を巻くことにしました。

アルミ線を巻くときの要領で巻いていくんですが、SUS線は硬い硬い・・・
アルミのようにうまくはいきません。



最初はそのまま力ずくで巻いていったんですが、ボヨヨ~ンって戻っちゃいました。

で、次は一度小径のパイプに巻いて小さい巻き癖をつけてから巻きました。
すると、今度は両端が縮小しちゃいました。

これまた失敗で、縮小したのを一度解いて再度巻き直しました。



バナナプラグのメスを二個付けて、ひとつはコイルの先端に、もう一つはコイルの途中に取り付けます。





仮組みしてまずは7MHzのマッチングを取ります。



この辺まで追い詰めたら、こんどは10MHzです。
コイルの真ん中あたりにつないでみるとまだまだ低いです。

だいたい上から1/3くらいのところにつなげたところでこんな感じ



10MHz帯は帯域が狭いので影響ないかな・・・


ほぼ1.5フラットです。

これでプラグを差し替えるだけで7MHz、10MHzの切り替えができるようになりました。

と、ここまで簡単に書きましたがSUS線を使ったことでコイルの作成には苦労しました。
朝から取りかかって完成したのは夕方ですから・・・

もう二度とSUSではコイル作らないぞ~
もし次やるとすれば銅線になるかな・・・


コメント (10)
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釣り竿アンテナを作る・・・調整、完成編

2012年01月15日 | アンテナ
一応これですべてのパーツが揃いました。

あとは調整です。

まずは仮組みしてクルマの基台に取り付けてマッチングを測ります。
基台のアースはしっかりボディに落ちている必要があります。



おっ、なかなかいい線いってます。

マッチング周波数をみると6.83MHzくらいです。


これならコイルはいじらないでも、竿先のワイヤーのカットだけで済みそうです。
ということで徐々にワイヤーを切っていきここまで追い込みました。


もう少し上を狙いたいところですが、コイルケースを固定してから最終調整します。

コイルケースのVP13パイプと16×13異形ソケットをボンドで固定して再度計測すると7.07くらいでマッチングが取れました。

主要範囲はほぼ1.5以内に収まりました。

途中写真が抜けている箇所もありますが、リクエストあれば写真撮ってアップします。

皆さんこれを参考にして是非チャレンジしてみてください。また作成してほかのアイデア等あれば是非教えていただきたいです。
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釣り竿アンテナを作る・・・給電部編その3&竿先編

2012年01月15日 | アンテナ
13TSソケットを2cmほどカットし、竿の根元から二段上の先に差し込みます。そしてその上に13TSバルブ用ソケットを取り付けます。

それぞれボンドを塗って固定します。


13TSソケットの部分に斜めにワイヤーを通す穴を開けます。
そこから根元にワイヤーを通します。

通ったワイヤーの先端と給電部の同軸の先端を圧着します。


圧着した後はフラックスを塗って半田を流しておきます。

コネクタを差し込み、間にVP25のパイプを入れて固定します。
塩ビ用接着剤は着ける側、着けられる側両方に塗ってください。

塩ビ用接着剤は強力に接着しますので失敗は許されません。
事前によく合わせてから取り付けて下さい。

バルブソケットにコイルケースを取り付け、竿を伸ばしてワイヤーに無理が無いようにバナナプラグを半田付けします。

次にコイル上の竿の加工です。
VP16のパイプ20cmほどをガス台で炙って竿の根元に差し込みます。


真ん中あたりを4mmのボルトナットで留めます。

いよいよ大詰め、竿先の加工です。
竿先を切ります。


少し切るだけで意外に1mmのワイヤーは通ります。


先端に保護用のビーズを取り付けます。


竿先を伸ばしてワイヤーを通し根元にはバナナプラグのメスを取り付け、先端は竿先から40cmくらいダランと伸ばしておきます。

このときワイヤーが竿先から中に入らないように注意します。

一度入ってしまうと、再び通すのは結構大変です。


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釣り竿アンテナを作る・・・給電部編その2

2012年01月15日 | アンテナ
25×16TS異形ソケットです。



内側の出っ張りを削り落とします。
丸形の彫刻刀を使うと簡単に削れます。
その後はカッターや切り出しで整えます。



ペンチで挟んでガス台で温めます。
じっくりやると焦げますよ~

火の上を素早く行ったり来たりさせて均等に温めてください。
段付きの部分まで柔らかくなったら、竿の根っこからぎゅっと入れ込みます。





先に作ったコネクタ部分を差し込んでみます。



本当はもっと奥まで入れる予定ですが、コネクタで膨らんだ部分が入らなくなってしまいました。

ここで旋盤があれば簡単に削れるんですが、そんな物は無いのでボール盤でコネクタの芯線をつかんでそのまま回転させてヤスリで削ります。



コネクタが回らないようにビス留めをします。

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