平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録10月27日(月)

2014-10-27 08:05:28 | アマチュア無線

本日午前7時薄曇り14.2℃

4mlxs27oct2014a 【4M-LXS】夕方の時点で、この衛星までの距離35万2千㎞余り、信号を捉えることが出来ません。しかし、世界ではレポートが上がっています。EMEのビッグガンが捉えているのでしょう。EMEで反射より、向こうから1.5Wで信号を送って来る方が強いのではないかと思われます。CALSAT32で月を出すとかなり近くに位置しています。日付を明日に進めると、明日は月と重なります。

【ISS】17:53 ARISSスクールコンタクト 成功 良かったですね。準備から交信終了まで、児童を含めた関係者の皆さん、お疲れ様でした。録音音声ファイル原版は.wavで保存してあります。編集しmp3ファイルに変換したものです。↓

「ISSSchool27Oct2014B.mp3」をダウンロード

【自由空間伝播損失】アンテナ関係の会社にお勤めのクラブ員から紹介していただいた、周波数と距離による自由空間伝播損失の計算書です。145MHzで距離600㎞で131.23dB、3万㎞で165.20dBと出ます。これは一方通行の場合ですから、今回の4M-LXSミッションの場合は相手が送ってくる電波を受ける訳なので、相手の電波の強さと受ける側の受信環境dBが合致すれば(相殺できれば)、信号を受けることが可能ということになると思います◆10eleの八木アンテナの利得が10dB、プリアンプが20dB、受信機内部の利得が10dBとしても40dBにしかなりません。まったく追いつかないレベルです。でも受信出来ている◆WSJTは「ウィーク シグナル +開発者のCallSignサフィックス」です。ウィーク シグナルとは微弱信号ということであり、信号がノイズレベル以下でもデコード可能なシステムとなっています◆良く分かりませんが、たぶんこのミッションにあたっては、最初からどのような、アンテナを始めとする受信環境で受信すれば信号が受信出きるかは計算してあったのだと思います。受信出来たのはおどろきでなく当然。EME’erのビッグガンは余剰を含めた計算をしていたと思います。DK3WN Mikeさんなども別におどろいた様子はなく、淡々と日常の衛星追尾をこなしているように見えます。計算どおりであったかどうかは別として…。

「FreeAirLoss.xls」をダウンロード

コメント
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