平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録10月1日(水)

2014-10-01 08:13:06 | アマチュア無線

本日午前7時曇り19.1℃ 10月になりました。金木犀香る朝

【273日経過】9月末で2014年も273日経過しました。↓AO-73のTLEですが、青字273-273=9月30日現在のTLEとなります。0.19367663をエクセルのセルに入れ、セルの書式設定を「時刻」にすると「4:38:54」と出ます。これはUTCですので、日本時間昨日の午後1時38分54秒現在のTLEということになります。

1 39444U 13066AE  14273.19367663  .00002388  00000-0  32331-3 0  2717
2 39444 097.7610 340.2370 0060248 262.2816 097.1603 14.78650170 44982
【はやぶさ2】JAXAのWebサイトによれば、はやぶさ2はHⅡAロケット26号機により。11月30日午後1時24分48秒に打ち上げられる予定とのことです。あと2か月後

【深宇宙からの信号】↑上記ロケットの相乗り衛星として3つの衛星が打ち上げられますが、深宇宙からアマチュア無線の周波数で信号を送ってくるようです。受信に挑むべきかどうか思案中JAXA発表PDFファイル 表-5「小型副ペイロードの概要」から九州工業大学「しんえん2」15㎏多摩美術大学「ARTSAT2-DESPATCH」(アートサット・ツー・デスパッチ)30㎏東京大学「PROCYON」(プロキオン)59㎏

【AO-73】この衛星を使って73局とQSOするとアワードが発行されることになっていますが、アメリカでは既に達成した局が出たようです。さすがアメリカ、衛星通信に取り組んでいる局が多いということになります当Blogは現在27局、SSBでQRVされている局で、まだQSOしていない局が数局、CWでは殆どQSOしていないので、CWに幅を広げれば10局くらい稼げたとして40局が限界と見ています。あと33局これは厳しい◆「日本も衛星通信が活発」と世界にアッピールするためにも、ぜひQRVしていただきたいと思っています◆当Blogが73局達成するのが目的でなく、管制局も目指しているとおり「衛星通信の活発化」が目的です。数はあくまで結果です。

【AO-73】20:35 MEL28.2°∠■Heard(CW)JA1EJD JH3XCU/1 (JH1KYB?)当局はSSBでQRV(基本的に「受信固定」)?はYBだけが採れたので(JH1KYB)と類推

Ao73freqdrift 【AO-73】22:11 MEL23.5°∠ ■交信(SSB)JA8FYデータが採れました。前にも書いていますが、この衛星のRinear Transponderの周波数関係はSSBの場合、435.140MHzLSBで上げて、145.960MHzUSBで降りて来ます。しかし周波数の漂流(Drift)があるので、このままでは自分の声が聞こえて来ません。当局のリグ「FT-847」の環境でアップ周波数をAOS直後約9kHzほど上へずらすとループが採れます。グラフは1分毎に補正している周波数をドップラーを解いてプロットしたものです。8分間で4.42kHz上へずれて行ったことが分かります。直線的にずれて行っています。これなら自動で補正が掛けられそうですが、方法が思いつきません。

※くどいようですが、↑上記データをどのように採ったかを少し解説しておきます。◆前提は「受信固定」です「完全ループ」とは自分の声が明瞭に聞こえる状態ですこの衛星一度ループを採っただけではどんどん自分の声の明瞭度が落ちて来ます。周波数の漂流があるからですそこで明瞭に聞こえるようにアップ周波数を高い方へずらしますグラフのように時間と共にどんどんずれて来ますのでその都度補正しますCALSAT32でアップ周波数、またダウン周波数の動かし方はカーソルを使った方法で既知のとおりですAO-73は逆ヘテロダインですからリバースドップラーで聞いています受信固定ですから、受信は145.9600MHzの中心周波数のままで、リバースドップラーを掛けながら自分のダウンを聞いていますアップ周波数をどれだけ補正しているかは、ドップラーを解除して確かめます。その周波数を1分ごとに書き取ったのがデータです。JA8FYさんとは、このデータ採りの合間に交信したものです。

コメント
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