はちきんizyのアメリカ丼

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山あり谷ありの国際結婚ブログです。

有り難くてジワン

2021-12-03 | 有り難い事

ミドルスクールに7年間勤めたニックママ(娘2)は、この秋から街の小学校で教えるようになった。

 

 

彼女がミドルスクールで教えていた時から 恵まれない生徒にクリスマスギフトを用意するのを楽しんだ私が

 

”貴方のクラスで恵まれない生徒がいたら教えてね。” と 伝えると

衣服が必要な2人の生徒がいると教えてくれた。

 

 

衣服と聞き自分の子供時代を思い出した私は、まるでその頃の自分にプレゼントでもするかのようにオンラインショッピングを楽しんだ。笑

 

 

子供時代、高知市で祖母とふたり暮らしをしていた私が新しい服を買ってもらったのは、小学校に入学した時と好きだった男の子の家にクラスメイト数人が集まる事になった中学時代の2回だ。

 

50年以上も前の事なのに それらをどの店で買ったかも覚えているのは、よっぽど嬉しかったんだろうねぇ。 笑

 

 

その他は親戚の子のお古や伯母が縫ってくれた服を着ていた。

それに対して何の不満もなかったのだけど、思い出す事が一つある。

 

 

小学5、6年の時 仲良くしていた友人トト子は、他県から転入して来た女の子だった。

 

ある日トト子のお母さんが何枚かの体操服を私にくださった。

 

その体操服はトト子が前の学校で着ていたもので その学校の校章が胸元についており トト子のお母さんは、わざわざ私の為に校章がある部分に白い布を縫い付け、ポケットを作って下さってもいた。 

 

自分の体操服は持っていたので、なぜ何枚もの体操服を下さるのか 不思議にも思った私は 後になってその理由を知った。

 

子供だった私は気づかなかったけど、私が着ていた体操服は白くなく全体が黄ばんでいたからのようだった。 苦笑 

 

そうやって周りの人達にたくさんの親切を頂いて私は育った。

 

 

そんな昔を思い出していると 有り難い想いでジワンとしてくる。

 

 

ニックママに生徒のサイズや好みを聞き、Kohl’sのセールを利用して幾つか衣服をオーダーしたら 数日後、それらが送られて来た。

 

 

写真はけいちゃんが描いた絵

ピアノもオーケストラも辞めてしまったけいちゃんは絵を習い始めた。

 

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9 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (びこ)
2021-12-03 14:08:26
このお話をお聞きして苦労した人のほうが思いやりを持つことができるという事実を再確認しました。ところで、けいちゃんは絵も上手ですね。
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Unknown (ツヨシ)
2021-12-03 23:49:13
兄弟のお下がりで、お古を着てました。成長期は、子供はすぐ体が大きくなり買っても無駄と、母の口癖でした。普段着る物なく、中学校時代三年間体操着のジャージで過ごした子とか今も聞き、アイデアだなと感心します。大きくなり働いておしゃれな服買っても、流行もあるし、沢山あればタンスに入りきらず他に衣装部屋借りてる人もいて、服の管理が大変と知りました。子供たちにクリスマスの贈り物、すばらしいですね。
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Unknown (姥桜)
2021-12-04 03:41:47
他の兄弟姉妹と歳が離れていたのでおさがりと言うのは無かったのですが戦後間もなくで既製服と言うのはあまり出回ってなかったように思います、それに地方でしたし。近所で洋裁の心得のある人が仕立て物をしていました、冬は編み物とか。療養中の母に逢いに行く時着せられた真っ赤なセーターの事を覚えていますが普段は何を着ていたのか…今となってはさっぱり思い出しません。イージーさんは感謝の心を忘れない本当に思いやりのある方ですね。
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Unknown (ree)
2021-12-04 05:33:23
誰の絵だろう???と思ったらけいちゃんのだったんですね。

けいちゃんってアートの才能ありますよね。

私は小学校までは従姉のお下がりで新しいのは学校の体操着くらいでした。
中学から制服だったので、お下がりはなくなりましたが、新しい洋服を買ってもらったのは、そのお下がりをくれてた従姉の母親である叔母からしかなかったです。
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そろそろ寝ます (コメントありがとうございます)
2021-12-04 14:10:02
*びこさんへ

私は苦労していないですが周りの方たちに親切にしていただきました。
この日アイオワの家に寄ったらけいちゃんが大きなスケッチブックを見せてくれ 彼女の絵に驚き写真を撮りました。
指導していただいているので描けたんでしょうが。

*ツヨシさんへ

本当にお母様の仰るとおりです。

成長期の子供が長く着られるように出来たデザインの服が作られるといいですね そして環境を壊さない素材も使って、、。

アフリカの子どもたちに成長にそってサイズがかえられるサンダルをデザインした方の話を思い出します。

*姥桜さんへ

そういえば 毛糸のセーターはまた糸をほどし使っていましたよね。

暮らしが豊かになると同時に自然は壊され私達人間の心も大切なものを失っていそうでもありますね。

そのトト子のお母さんがそれは素敵な方で理想の母親像でした。

*Reeさんへ

叔母様から服を買ってもらったときは嬉しかったでしょうね。 Reeさんもたくさんの親切の中で成長されたんですね。

けいちゃんには何かが必要に思うのでこうして絵を習うことが出来 私も嬉しいです
楽器は楽しめなかったようですが 絵は楽しんでいるようで何よりです
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Unknown (すみれ)
2021-12-05 05:39:11
けいちゃんの絵、なかなか上手ですね。
高校1年の夏休みにクラス皆でキャンプに行く計画がありましたが、着て行く服👕がなく行きませんでした
西町に住んでいた頃は、兄の大学進学のことで母の頭は精一杯だったと思います。兄弟は、いらんわと思ったことでした。弟は、かわいかったけどね
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コメントありがとうございます (すみれさんへ)
2021-12-06 05:40:04
けいちゃんは特別に絵を習っているので先生の指導で描いたものなので 上手に見えます。

お兄様は優秀な人でしたよね。
大学に受かった知らせを家まで来てしてくれたときの表情が今も記憶に残っています。

キャンプ  残念でしたね。
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Unknown (すみれ)
2021-12-06 10:57:57
合格したことを祖母に報告しに行ったのですね
暑い夏休みも扇風機で、勉強ばかりしていました。祖父は、兄の中学合格も何日かの違いで知らずに逝ってしまいました。その点、祖母は大学合格まで知り逝ったので良かったですね
でも、一流大学を卒業しても、優しさも少しはあったらいいと思うけど
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コメントありがとうございます (すみれさんへ)
2021-12-07 00:44:28
はい 来てくれました。家の中までは入ってきませんでしたが それは嬉しそうな表情で合格の報告でした。
祖母が話していましたが浪人出来ないので東大を諦め受けたのに結果に自信がなく本人発表まで気持ちが落ちていた、、、と

それもあってか 子供だった私にもあのときの嬉しそうな顔が忘れられません。
お元気にされているようで何よりです。

そう言えば私が高校時代に帰郷されていた時お小遣いを下さいました。
それが最後に会った時だったかなぁ
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