立川ぶらり散歩♪

主に立川市周辺をぶらり散歩しながら日々見つけた物、感じたことを書いていきます。

地震と地盤

2011-03-27 19:10:06 | 立川市
今回の大地震では東北地方のみならず、
関東、とりわけ千葉県浦安市の被害もかなりのものでした。

その原因として「液状化現象」が考えられるわけですが・・・

これは何も浦安だけに限った事ではない事を改めて考えなければなりません。


地中の水分、土壌の成分によっては他のいくつかの地域で起こりうることでして、
住いを探す際にはやはり地盤について注意を払う必要があります。


こうした災害が起こって初めて、
私達は安全についてしみじみと考えるわけです。


平穏に、安全に暮らせる事がどれほど幸せな事か。

こうした大災害の、目を覆うような現実を目の当たりにして初めて、
私達は気づくのです。


今の新築戸建住宅では地盤の調査は不可欠です。
その為、以前に比べて安心してそこに住むことができます。

それに対して、中古住宅を買う際には
そうした事は購入される方が独自に調べなければならないのが現状です。


かなり大雑把な基準ですが、
古くからある地盤は安定傾向にあります。

活断層などの注意すべきエリアについては見落としてはなりませんが、
形成されてからかなりの時が経っているということ自体、
それなりの担保になるわけです。

ところが・・・
人工的に造成された地域については、
どれくらいの地盤改良が行われたのか・・
それが気になるところです。

まして・・
埋立地などの完全なる人の手になる地域では
大いなる自然の力にどれほど耐えられるのでしょうか?

自然が作り上げた地域に住むのと、
人が作り上げた地域に住むことについて
考えなければなりません。

液状化によって傾いた建物。

本当にお気の毒ですし、
私もまたこうした大災害がなければこれほど真剣には考えませんでしたが・・・


いったいどのようにして再び住める様になるのでしょうか?
そのために

いったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか?

そうした事に対する国の補償はあるのでしょうか?


被災後の混乱が続く中、
いつになったら明かりが見えてくるのでしょう。

大地震による被害の全容さえ見えず、
原発の危機的状況の好転も見られず・・・


日本中が暗闇の中にいるようなものです。


目が覚めて、
テレビをつけたら・・
「なんかほっとしたな」。

そう思えるニュースが見たいと思っているのは私だけでしょうか?



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