おはようございます。
今日は清々しい朝でしたね。
この後雲が多くなっていくみたいですが、
カンカン照りよりは外出しやすいかもしれませんね。
さてタイトルにある意味深な言葉。
別にこれは重たい内容ではありません。
「変わるもの変わらないもの」と言うのは
物の名称について最近ふと思った事なのです。
学校に通っている頃皆さんは
「筆箱」でしたか?それとも「ペンケース」でしたか?
恐らく今はペンケースと言う言葉が主流なのだと思うのですが、
私が子供の頃に使っていたころにも既に筆箱に筆は入れていませんでした。
入っていたのは鉛筆やシャーペン、消しゴム、定規などで、
習字の時間以外では筆を使う事もありませんでしたし、
習字だって小学生の低学年くらい、しかも週に一回くらいだったと思います。
みな筆箱と言っていましたし、
あるいは時々「ペン入れ」と呼ぶ人がいるくらいでしたね。
「ペン入れ」と言っていた人は
恐らく筆入れてないのになんで筆箱?と疑問に感じていた人でしょう。
今はペンを入れてるから「ペン入れ」という人が段々と増えていって、
いつ頃からか「ペンケース」の呼び名が普及したのだとその際考えました。
じゃぁ同じように呼び方が変わったものって他にあったかな?
反対に今も昔ながらの名称で呼ばれ続けているものは何かな?と考えました。
例えば「お勝手」。
お勝手とは台所の事ですが、
今では台所よりもキッチンやLDKのほうがピンとくるくらいですから、
今後さらに使われなくなるかもしれません。
ただ、台所にある扉の事を「勝手口」と呼びますが、
この勝手口という言葉はまだ案外使われているので、
勝手という言葉の響きや意味はこの先も受け継がれていくようにも思います。
次に下駄箱。
他にも「靴箱」「下足箱」「靴入れ」などとも呼ばれますが、
最近だと「玄関収納」や「シューズボックス」と表記されることが多くなりました。
日々物件情報を入力する身としては下駄箱という表現よりかは玄関収納あるいは
SB(シューズボックス)という表現が身近ですね。
これまたかなり前から下駄を履いて街を通行する人は見かけません。
全くいないとは言いませんが、日常で下駄を履いてる人を見た事はあったでしょうか?
記憶をたどってみても見当たりません。
何か特別な機会に見た事はあっても、
駅に向かう途中や帰宅途中で下駄をカランコロン鳴らして歩いている人はいなかったと思います。
それでも下駄箱という表現は今も変わらずに使われているのが面白いですね。
変わるものと変わらないものとの違いはいったいどこにあるのでしょうか。
言葉は時代と共に変わっていくものですから、
同じようにいつの間にか言い方が変わっているものは意外と身近に溢れています。
スウィーツっていつから言われだしたんだろ?
デザートとスウィーツの違いが良くわからん・・・
こんなこと言ってること自体が年をとった証拠なんでしょうね。