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千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

出身地と酒の強さは関係あるのか?

2010-09-27 01:20:13 | スタッフの一言
「とりあえずビール」と思って、昨晩2ℓ飲んでしまった海BO-ZUです



昔からよく「九州・沖縄の人はお酒が強い」とか「米どころの人は強い」なんて言い方をすることがあります。
こうした出身地と、アルコールに対する強さとは実際に関係があるのでしょうか

アセトアルデヒドを分解する酵素(アセトアルデヒド脱水素酵素)の活性が高いかどうかが、俗に言う『酒に強いか・弱いか』ということにつながってきます。
これは遺伝的に決定された生まれつきの体質です。
遺伝子は両親から1つずつ受け継ぐので、2個で1ペアとなり、その組み合わせによって強い・弱いがある程度決まります。
2個の遺伝子とも活性が高いペアであれば、アセトアルデヒド脱水素酵素の働きは強くなり、酒に強いといえます
逆に、2個とも活性がなければ、全く酒を飲めないことになり、強い働きの遺伝子と弱い働きの遺伝子1個ずつのペアであれば『ほどほど』ということになるといわれています

日本人の場合、約半数はこの酵素の働きがないか弱いといわれており、10人に1人は全くアルコールを受け付けません。
日本人を含むモンゴロイド系は酒に弱い人種なのです。
一方、白人や黒人には『飲めない遺伝子』を持つ人はほとんどいないそうです

ちなみに、日本国内で「飲める遺伝子」を持った人が多い地域は、秋田県、岩手県を筆頭に東北地方・北海道、南では鹿児島県をトップに南九州・沖縄地方で、逆に中部・近畿地方は飲めないタイプが多いというデータがあります。
歴史的に元来飲めるタイプだった私たちの祖先の中に、弥生時代になって大陸から海を渡って中部・近畿地方に移り住んだ人々によって『飲めない遺伝子』がもたらされ広がっていき、こうした地域差が生まれたのだと推測されています。

とはいえ、移動も激しい現在では、こうした地域差は薄れてきていると考えられています。
お酒に弱い人はもちろん、強い人も、飲み過ぎにはくれぐれもご注意を


ちなみに…
ワタクシ海BO-ZUの両親のルーツを辿ると、上記飲めないタイプが多いといわれる中部・近畿地方の出身なのですが…
あまり当てにならへんのか?


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