笑顔の“いずみ”を湧かせるために

千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

認知症にならないために 7

2007-11-30 13:29:55 | スタッフの一言
3.脳血管障害による認知症

脳梗塞や脳出血などの病気が引き金となって、脳に障害が起こり、認知症を引き起こします。
脳血管障害による認知症発症過程

①脳の血管の動脈硬化が進み、動脈の内腔が狭くなります。

     

②血栓によって血流が途絶えたり血管が閉塞される、あるいは血管が破れることにより、脳細胞に酸素やブドウ糖などの栄養分の供給ができなくなり、脳の組織が壊滅・死滅します。

     

③死滅した神経細胞が担っていた働きが損なわれます。

     

脳血管障害による認知症


 脳血管障害による認知症は、男性に多く、特に60歳以降の発症率が高いといわれます。
 その基礎疾患として、糖尿病、高脂血症(脂質異常症)、高血圧などの血管が詰まりやすくなるような病気が存在し、その症状は、脳の障害を受けた部分によって現れ方が異なってきます。

 小さい梗塞巣が1つ2つあるぐらいでは症状は現れませんが、小さい梗塞巣が多発すると徐々に脳の機能が低下して、認知症や運動の障害が現れてしまうのです。



心の壁

2007-11-28 01:02:35 | 管理人の一言
ジンベイザメやマンタが悠々と泳ぐ姿を間近で見られる「沖縄美ら海水族館」。この巨大水槽を作った会社の挑戦のドラマが、雑誌に紹介されていた

▼幅22・2メートル、高さ8・2メートル、厚さ60センチのアクリル板は、7枚を接着。継ぎ目は全く分からない。1960年代、水族館といえば、窓のような小さなガラス面が並んでいた。ある時、直径10メートルの回遊水槽をアクリルで作れないかとの相談が寄せられた

▼「誰もやったことがない。リスクが高い」と反対の嵐。だが、創業者は、“誰も真似できないものを”との信条を胸に挑戦。多くの困難をバネにして、ついに巨大水槽を作りあげた

▼「知恵は無限だ。人間は王者だ。人生はドラマだ。苦労を惜しまぬ人間に、不可能はないんだ」とは、松下幸之助氏の言葉である。ともすると人間は、“できない理由”ばかりを考えがちだ。それを打ち破るのが勇気であり、情熱であろう

▼松下氏はこうも語っている。「人間も団体も、あらゆるものは無限に成長できる!」と。労苦を積み重ねてきたなかで得た、大確信の言である。何事も困難にぶつかった時が勝負だ。“あきらめ”か、“挑戦”か。心の壁を打ち破った、その先に勝利があることを忘れまい。

認知症にならないために 6 (アルツハイマー病3)

2007-11-26 00:50:00 | スタッフの一言
認知症にならないために 6

アルツハイマー病3つのステージ

健忘期2~3年

□同じ話を何度も繰り返す
□人やものの名前を忘れて「あれ」や「それ」を連発する
□ものをよく置き忘れる
□趣味や得意分野で詳しかったはずの情報をど忘れする
□感情が不安定になる
□意欲・自発性・積極性が低下する(抑うつ状態)
□世のなかや周りのことに対する興味・関心が低下する

混乱期4~5年

□月日や時間の感覚がわからない
□天候や季節に合わせて衣服を選べない
□お金の計算ができない
□ひとりで外出すると道に迷って帰ってこられない
□服薬管理ができない
□ものを盗まれたなどと言う(妄想)
□いない人の声が聞こえる(幻聴)・いない人が見える(幻覚)
□目的もなく歩き回る(俳徊)

臥床期2~3年

□家族の顔がわからなくなる
□トイレの場所がわからなくなり、失禁する
□言葉によるコミュニケーションが難しくなる
□着替えや入浴がひとりでできなくなる
□何でも食べようとする(異食・過食)
□大きな声を出して暴れたりする(攻撃的行動)
□着替えや入浴を嫌う(介護への抵抗)
□運動機能がだんだん低下する□寝たきりに近い

認知症にならないために 5 (アルツハイマー病2)

2007-11-22 00:06:24 | スタッフの一言
 海馬が深く関わっているのは、直前の記憶や数時間、数ヶ月ほど覚えている短期記憶です。

 ですから、アルツハイマー病の初期には、古い記憶は保たれていてもさっき聞いたことを思い出せない、新しいことを覚えられないなどの健忘症状や「いつ、どこ」がわからない見当識障害などが現れるのです。

 この時期を「健忘期」といいます。

 また、この時期は、不安感からいらだったり、あるいは落ち込んだりとうつ的な様子がみられることもあります。

 さらにアルツハイマー病の病状が進行していくと、新しい記憶を司る海馬周辺からゆっくりと左右対称に脳が侵されていき、古い記憶を司る大脳皮質に影響を及ぼします。ですから、アルツハイマー病の初期には、昔のことよりも最近のことが思い出せなくなるなどの記憶障害が現れ、やがては大脳皮質が司っている言語、運動、思考、感情などが侵されてくると、全般的な知能の低下がみられるようになるのです。

 大脳皮質が障害を受ける頃は、認知症の中期にあたる「混乱期」といいます。

 この時期は、大脳皮質の機能が低下することによって過去の記憶も次第に失われていくので、さらに記憶障害が激しくなります。

 また、動作を組み合わせてする行為ができなくなる「失行」、知っているはずのものの使い方がわからなくなる「失認」、ものの名前がわからなくなる「失語」などもみられるようになったり、妄想や幻覚の症状も現れます。

 認知症の後期は、「臥床(がしょう)期」といい、病状がさらに進んだ状態です。拒食や過食、けいれん、失禁などの症状が現れるようになります。自分から行動したり何かを要求することも少なくなってきます。感情を表すこともほとんどなく、声もうまく出せなくなり、話せる言葉もほんの数語になります。

 また、寝たきりに近い状態になることもあります。このような全経過をたどる期間は、3年から10年以上と大きな差があります。また、健忘期で長く留まることもあり、全ての患者が臥床期まで至るとは限りません。

コラム

「海馬」の名称の由来「海馬」という名称は、いくつかの由来があります。

・ギリシャ神話の架空の動物である海馬(ヒポカンパス/hippocampus)の尾の形に似ているから。

・海馬の断面がタツノオトシゴに似ているから。ちなみに、タツノオトシゴの英名は「seahorse」で、直訳すると「海の馬」となります。

認知症にならないために 4 (アルツハイマー病1)

2007-11-16 03:36:30 | スタッフの一言
 アルツハイマー病は、脳の神経細胞が死んでいく病気です。脳には約1,000億の神経細胞があり、神経伝達物質が神経細胞間に情報を運ぶという一大ネットワークをつくっています。ここに原因不明の「老人斑」や「神経原線維変化」が増えるとネットワークが崩壊し、脳が萎縮していきます。

アルツハイマー病の発症過程


①大脳の神経細胞の外側にシミのような老人斑(β一アミロイドというタンパク質の一種が沈着して形成される)が広がり、周囲の神経細胞を圧迫して壊れていきます。

     

②大脳の神経細胞の内側にあるタンパク質同士がくっつき、線維状になって蓄積され、神経原線維変化を起こします。そして、神経細胞を萎縮させて、やがては死滅させます。

     

③アルツハイマー病




アルツハイマー病は女性に多く、75歳を超えると急激に増加することが特徴です。

アルツハイマー病の症状は、記憶を司る海馬(かいば)に顕著に現れます。

海馬は、脳の中心部に存在し、その周りを大脳皮質が被っているのですが、外部からの情報は最初に大脳皮質に入ってきます。そして、その情報が海馬に送られ、整理されることによって記憶となります。

さらに、海馬で整理された記憶のうち、保存が必要なものだけが再び大脳皮質に送られて古い記憶として保存されます。

「美」 LESSON 9 気持ちいい!と感じる時間はありますか?

2007-11-13 23:47:23 | スタッフの一言
LESSON 9  気持ちいい!と感じる時間はありますか?

⑦  知覚作用    
肌は、感覚器官のひとつです。温覚・冷覚・触覚・圧覚・痛覚などを感じます。
肌が感じるトゲが刺さって痛い!マッサージやエステなどで気持ちいい!という感覚などです。

⑧  表情作用
心の動き・体調が、表情や肌の状態によって表現されます。
ストレスでの肌荒れ、顔が青ざめる、内臓疾患による肌の色・・これらが表情作用です。

今は癒しブームというのもあって、様々なストレスや忙しい日々から気持ちいい!!という感覚を求めている方が多いようですね。マッサージやエステに行って癒しの時間を過ごされている方も多いようです。

忙しい毎日を過ごしている方こそ、じっくり自分の顔を鏡で見てみてください。
いかがですか?スッキリした顔をされていますか?

凝り固まった身体がほぐされて、スッキリ気持ちいい!と心が軽くなる気持ちってありますよね?そういう時って、表情も顔色もとってもいいものですよねッ。
(だから、私は来院された方の治療後のお顔を見るのがとても楽しみなのです。)

エステに行って、ゆっくり気持ちいい時間を過ごして、終わった後もプルプルになった肌を触れば気持ちよくて・・・そんな時間が過ごせたらいいですね。でも、なかなかそんな時間がとれないという方も多いですよね?

マッサージは人にやってもらう方がずっと気持ちいいけど、マッサージは、気持ちいいと感じる癒し効果だけではないのです!!血流を良くすると思っている方も多いようですが、血流量が多い人は減少したというデーターもあります。適正レベルにする働きも考えられています。皮膚に心地よい感覚を与えることは、ホルモン系・免疫系・自律神経系とも影響しあうとも言われています。

なんとなくピンとこない・・・と思っていますか???

身近なことで言うと、『気になるシワ・たるみは、マッサージ次第で変わります!!』
加齢・疲労・ストレスなどで顔の筋肉が硬くなると、血流が悪くなって老廃物が溜まり、脂肪が増えて皮膚がたるみます。

もちろんマッサージは、擦ればいいというものでもありません。方法や力加減などでも効果が変わっていきます。エステにいかなくても、自分でもできますよ。

実は、シミよりもしわの方が、老けて見える原因です。

もちろん男性女性問わず。男性でも、もっとフェイスラインがきれいだったら若くかっこよく見えるのに・・と思ったことはありませんか?ブルドッグのようなフェイスライン・・そんなに太っていないのに首と顔の境目がハッキリしていない・・・それがたるみです。
月~金曜日まで働いている方は、月曜日と金曜日でも肌のたるみ方が違うといわれています。月曜日と比べても金曜日の方がたるんでいるんですって!!

マッサージの基本は、内側から外側・下から上の考えですね。でも、耳までで止めてしまっているとリンパは流れず、老廃物は処理されません。むしろ、それをやりすぎて耳下腺が腫れて痛がっていた人を見たことがあります。・・・本当に痛そうでした。首を通って、鎖骨・肩の方まで老廃物を流していくのがポイントですよ。

目元のケアは、目頭から目尻?目尻から目頭?
そして、よく勘違いされている人が多いのが、目の下のケアです。毎日クリームや美容液をどの方向でつけていますか?目尻から目頭が正解です。目頭から目尻は、筋肉の流れに逆らうので自らシワを増やしてしまいます。

簡単にポイントだけお話しましたが、焦ってしまうと力が入りすぎてしまうので、短い時間でもゆっくりやってみてくださいね。

改めてマッサージをする時間を取ろうと思ってもなかなか・・・。そんな方は、通常のスキンケア時やクレンジング時にちょっとだけ意識してみてください。

気持ちいい!!と自分の肌で感じられるようになる第一歩です。慣れてしまえば、意識していなくても自然とできるようになりますよ。

肌が・・というものではありませんが、当院での治療が気持ちいいと感じる・心を落ち着かせることができる時間であればいいなぁ。なんて思っています。
治療後のたくさんの方のスッキリした表情が、私の肌のくすみを取る隠れた方法のひとつかもしれませんねッ♪(笑)

愛犬「ハチ」 4

2007-11-10 04:45:06 | スタッフの一言


2007年11月9日午前11時59分 ハチは旅立った…

またいつか会おうって。

呼吸困難になり先生が往診に1時に来られる前でした。

ご飯もほとんど食べなかったが大好きなソーセージは迷いもなく食べた。

前日からナナの様子もおかしく、ずっと眠らずに座っていた。

僕が朝出勤する時のハチは眠っていて。

お腹が膨らみ、沈みと呼吸もしていた。

僕だけがハチの旅立つ瞬間にいられなかった。

ごめんね

だけど、この一週間ハチをしっかり見れた。

後悔はない。

ありがとうって素直に言える。

ハチへ

17年間ありがとう!

ハチとはいろんな場所に遊びにいけて思い出がたくさんできたよ。

ずっとずっとそばにいてほしかったけど。 また会えるよね。

僕らはハチが苦しまずに旅立てたことがよかったよ。

ハチは僕らの家族だよ、 ずっと家族だよ。

人は前に進むために忘れてゆく、

だけど僕は幼少からハチと共に育ってきたから。

一生忘れないよ。

最後にハチに聞きたいな

僕ら家族といて幸せでしたか? ハチは幸せでしたか?

ありがとうハチ。

愛犬「ハチ」 3

2007-11-09 00:27:16 | スタッフの一言
ハチが家に帰ってきた。

とりあえず家に帰ってきたことはわかってるみたい。

耳元で大きな声で名前を叫ぶとわかるみたい。

母親が耳元で「ハチ!今までたくさん思い出くれてありがとう!」と頭を撫でながら言うとうれしそうな表情をしたそうだ。

食事は食べない。

先生から貰った病院食を口から無理矢理流す毎日。

ナナはなんだかハチに近づきたがらない。

食べ物すらハチが口をつけたものは受け付けない。

ナナはハチの死の気配を感じてるのだと思う…

認知症にならないために 3 認知症を引き起こす脳の病気

2007-11-08 13:58:28 | スタッフの一言
1.認知症にはいろいろなタイプがあります

 認知症を引き起こす脳の病気にはいろいろな種類がありますが、主として脳の神経細胞が死んでしまう原因不明のアルツハイマー病と、脳出血や脳梗塞などによる脳血管障害の2つがあります。

 また、この2つが混じり合った混合型のケースもあります。日本では、アルツハイマー病が認知症の原因疾患の半数以上を占めており、次いで脳血管障害、アルツハイマー病と脳血管障害の混合型の順番となっています。



 成人の脳の重さは1,400g前後ありますが、アルツハイマー病を発症して10年程度経過すると、脳が萎縮して800~900g前後になるといわれています。