ツボ雑学その４ 「勇泉」

こんにちは。

鍼灸師の青木です。

今日は冷えやむくみ解消に役立つツボ、『勇泉』をご紹介します！

『勇泉』が属する腎の経脈は足の裏（勇泉）からふくらはぎ、太もも、背中を通り頭へと向かう長く大きなもので、現代医学的に見ても負担が掛かりやすいところです。

必然的に筋肉の凝りも強くなる場所ですので、腎経のケアはとても大切！

腎経が冷えやむくみに良いのは、東洋医学的に腎が「水」を司っているからです。

「湧く泉」と書く『勇泉』は「気」の出所でもあり、全身の水の気を調整して身体が冷え過ぎたり、水分が過剰に溜まらないようにしてくれます。

気になる勇泉の場所は足の裏。

指をググッと曲げると、付け根の辺りの筋肉が盛り上がり、「人」の形をした溝が出てくるはずです。

その「人」の字の頂点となる場所が、勇泉になります。

ケアの方法としては、お風呂などで足を温めながらのマッサージ（３秒押して３秒離すの繰り返し）がオススメです。