笑顔の“いずみ”を湧かせるために

千葉市若葉区都賀にあります「いずみ整骨院」のブログです。

蚊にも好みがある?

2010-08-09 08:03:41 | スタッフの一言
「夏バテ」が今まで一度もない海BO-ZUです。
夏、大好きやからねー

毎日暑い日が続いています。
この季節の風物詩はいろいろありますが、やはり多くなるのが「蚊」の被害。


蚊はいつも人の血を吸っているわけではなく、産卵期に入ったメスの蚊だけが血を吸います。
通常、蚊は花の蜜や果汁、木の樹液などの糖分をエサとしています。
しかし、産卵期のメスは卵細胞を成熟卵に育てるために、高タンパク質の栄養源が必要となり、人など動物の血を吸うのです。

よくいわれることですが、お酒を飲んだ後は蚊に刺されやすくなります。
お酒を飲むと息の中の炭酸ガスが増え、蚊は人が呼吸する時に排出する炭酸ガスを感知し、その濃度の高い方へと近寄っていきます。
わずか0.01%の濃度変化も感知できるといわれています

また人がかく汗に含まれる乳酸を感知するともいわれます。
筋肉でエネルギーが作られる時に筋肉内にたまった老廃物である乳酸は、汗と共に汗腺から皮膚表面に排出されます。
蚊は、人が発する炭酸ガスの濃度変化を頼りに近づき、距離が近づくと炭酸ガスに加え乳酸の匂いを感知するのです。



さらに、「血液型がO型の人は蚊に刺されやすい」とたまに耳にすることがありますが、これは本当なのでしょうか?
専門家は次のように話しています。

「そのような研究論文があるのは事実です。たとえば1972年に欧米で実施された調査で、ガンビアハマダラカの腸内の血液を調べたところ、その内訳は『O>B>AB>A』で、O型の血液が最も多く検出されたといいます。日本でもヒトスジシマカ(日本で最も一般的な蚊)で調査されたことがありますが、この時も同じく『O>B>AB>A』という結果が出ています」

つまり、この俗説は本当だった
…と、決め付けてしまうのは早計であるようです。
さらに前出の専門家の話では、

「実際に蚊が人を刺す前に血液型を察知し、狙いを定めるというのは困難ではないでしょうか。蚊の腸内検査では前述のような結果が出ているものの、単純な"刺されやすさ"の調査では、必ずしもO型が一番という結果は出ていないのです」
確かに、空を飛ぶ蚊がどうやって血液型を認識するのかも疑問であります。

結論としては、O型が蚊に刺されやすいことを示す科学的根拠は、これまで確認されていないとのこと。
現時点では「事実にあらず」と判断せざるを得ませんが、もしかするとこれからの研究で、蚊がO型を好む根拠が証明されることもあるかもしれませんね。


ちなみに…
B型のワタクシは、小中学生の頃はよく蚊に刺されていました。
最近では滅多に被害に遭わなくなりました。
酒飲みやのに、何でやろ?


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