「砂金プロジェクト 総務省視察」

2008年03月07日 | 政治
「外山さん、地方は苦しいんです。ぜひ、地方自治体が、どのように予算を組んでいるのか見にきてください。」と昨年、ある首長さんからお話をいただきました。日程の調整をしたのですが、国会開会中の為に都合がつかず、いつか現場を見せてもらうというお約束をさせていただいたのですが、地方が予算を1円単位で一生懸命になって、やり繰りしている中、中央はどのように予算策定を行っているのか、衆院の逢坂誠二議員(元ニセコ町長)のお誘いを受け、二人で総務省に「予算執行業務」の視察に行ってまいりました。

地方と中央と、規模が違うので細かい数字まで全て出すようにするのは、難しいのかもしれませんが、税金の使われ方というのは正しく調査していかなくてはなりません。

地方は、交付金を削減されて、にっちもさっちもいかなくなっている中、色々と経費削減をしつつ予算を捻出しているわけだが、中央はというと・・・。どこか、どんぶり勘定になっているところがある。調べてみると、多めに予算を計上していたりもする。数億円ぐらいは、パ、パ、パとやれば用意できたりもするわけだ・・・。

中央の役人の方が、いい加減な事をやっているとは思わないが、地方が1円単位でやり繰りしている現状があるわけだから、もうちょっと「お金(税金)の大切さ」を認識されて、予算計上、予算執行を行ってもらいたい。数億円が削られて泣いている地方や、人々を救う事ができるのですから。