小西真奈美さんはわたしの好きな俳優です。石橋蓮司さんは味を出し、好演です。
舞台は東京目黒区中目黒、そして静岡県浜松市。
美容師のさくら(小西真奈美)は3歳年下の真(吉沢悠)と5年の交際を経て入籍。ふたりで始めたヘアサロンは軌道にのりました。仲間は「結婚パーティー」を計画。
さくらの悩み(怒り)は、父親・辰夫(石橋蓮司)が自分たちに無関心であることです。子どもの頃はいい父親でした。一緒に家庭菜園でトマトを育て、円満な家庭生活でした。それなのに、父は母が亡くなって塞ぎ込み、育てたトマトを抜いて、捨てたのです。さくら、中学生の時でした。以来、父と娘は断絶。
「結婚パーティー」に父親を呼ぶかどうかでもめます。
招待状を受け取った辰夫は亡き妻が残した家庭菜園の前で、長く会っていない娘の結婚を機に、直接会いに行こうと決心します。自分の想いを伝えようと。
辰夫は中目黒にあるさくらたちのヘアサロンを訪れます。娘のさくらに、面と向かってお祝いを言えない辰夫。素直になれないさくらは、辰夫を追い返してしまいます。真が父を追いかけると、辰夫は紙袋を渡してくれました。その中には辰夫が育てたトマトと「出席」に○をつけた招待状への返信葉書が入っていました。
「結婚パーティー」の当日、父の席は空席のまま。いったいどうして・・・・。
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