シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

ヴィクター・フレミング監督「風と共に去りぬ(Gone with the Wind)」(アメリカ、1939年)☆☆☆☆☆

2021-05-13 22:35:24 | アメリカ・戦前
 
ベストセラーになったマーガレット・ミッチェルの同名の小説が映画化された作品。

題名はアーネスト・ダウスンの恋愛詩「シナラ」からとったもの。映画の冒頭のメインタイトルでスタッフ・キャスト等のテロップの後に、このダウスンの詩の一句が出てくる。

物語の舞台はアメリカ南部ジョージア州タラ。時代は1861-1873年、南北戦争開戦から戦後の復興期までである。

裕福な家庭で不自由なく育ったスカーレット・オハラ(ヴィヴィアン・リー)。好きな男性を虜にするすべを心得ていて、町中の男が彼女に夢中だった。

しかし、彼女には芸術や文学を愛する貴公子アシュリ・ウィルクス(レスリー・ハワード)という本命がいた。自信家のスカーレットはアシュリと結ばれることを願っていた。ところが、信じられないニュースが入ってくる。ウィルクス家の舞踏会でアシュリとメラニー・ハミルトンの婚約発表があるという。

スカーレットの心中はおだやかでなかった。婚約パーティの日、自分から告白すればアシュリの気が変わるはずと、書斎で2人きりになり告白するも拒否される。プライドを傷つけられた彼女はアシュリを罵り、陶器をつかんで暖炉に投げつけた。すると、暖炉の前のソファから社交界ののけ者レット・バトラー(クラーク・ゲーブル)が登場する。ハラハラドキドキの展開はこのあとに・・・。
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