シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

マイケル・カーティス監督「汚れた顔の天使(原題:Angels with Dirty Faces)」(米、1938年、97分)☆☆☆

2022-08-17 23:35:43 | アメリカ・戦前


名作「カサブランカ」の監督マイケル・カーティスの作品です。この作品で映画史に残る演技を披露したハンフリー・ボガードが悪徳弁護士役で出演しています。

幼い頃からの親友である少年ロッキー・サリバンとジェリー・コノリーは貨車強盗を企て、ロッキーは警察に捕まり、ジェリーはその場から逃げました。少年鑑別院送りとなったロッキーは悪名高いギャングとなり、ジェリーは聖職者の道を歩み更生します。ふたりのその後は?
刑務所から出所したロッキー(ジェームズ・ギャグニー)は釈放されて地元へ戻ります。そこでは神父となったジェリー(パット・オブライエン)が少年たちの善導にあたっていましたが、ロッキーと知りあった少年たちがロッキーを英雄視します。

ロッキーは悪徳弁護士フレイザー(ハンフリー・ボガード)、闇の実業家で地元の有力者キーファーと関係を持っていました。ジェリーは闇社会の不正を告発するに先だち、ロッキーに彼らと関わりをもたないように警告しますが、受け流されます。

諦めたジェリーは、浮浪少年たちを救うために暗黒街の告発、一掃を決断します。キーファーらはこれに対して組織的反撃、抵抗。

ロッキーはかつて自分が助けた弁護士、悪党どもが、自分を殺そうとしているのを知り、怒り心頭。激しい銃撃戦が・・・。
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