原題は「間奏曲」。本作品のなかで何度も奏でられる曲です。
スエーデンのヴァイオリニスト、ホルガー・ブラント(レスリー・ハワード)と女流ピアニスト、アニタ(イングリッド・バーグマン)の道ならぬ恋を描いた作品。
ハワードはヴァイオリンを、バーグマンはピアノを実際に演奏しています。とくに彼女のピアノ演奏は情熱的で完成の域に達しています。
NYの演奏会を終え、伴奏者のトマス(ジョン・ハリデイ)とマネジャーを連れ、妻のマルギット(エドナ・ベルト)と娘のアン・マリー(アン・トッド)のもとに帰還したホルガー。
トマスにかつて師事した女流ピアニスト、アニタ(イングリッド・バーグマン)は、偶然、ホルガーの娘、アン・マリーにピアノを教えていました。
アン・マリーの誕生日に、アニタの演奏を聞いたホルガーは感激し、彼女に自分の伴奏者になることを懇願します。ふたりはお互いに芸術上での結びつきで親密になります。それはいつしか愛情にまでに発展。
アニタは妻子あるホルガーとの愛に苦しみ、彼のもとを去ろうとしますが、ホルガーが強く彼女をひきとめます。海外演奏旅行に旅立ち、各地で、絶賛を博すホルガーとアニタ。
演奏旅行を終え、南仏の漁村で静養の時を過ごしたふたりは、愛の喜びに浸りますが・・・。
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