シネマの森の迷走と探索

FBに投稿した映画作品紹介を整理し、再掲します。

☆は「満足度」(☆5個満点、★で補足)。

ハワード・ホークス監督「赤ちゃん教育(原題:Bringing Up Baby)」(アメリカ、1938年、102分)

2023-07-27 17:19:48 | アメリカ・戦前
邦題が幼稚に思えたので、敬遠していましたが、そうではないことがわかったので観ました。「赤ちゃん」というのは、子どもの豹です。

内容は生真面目な古生物学者デイヴィッド(ケイリー・グラント)がスーザンというわがまま勝手な女性に振り回されるスクリューボールコメディです。

デイヴィッドは3年がかりで、恐竜の骨格を組立て、あとは肋間鎖骨をはめれば完成というところまできました。折しもコロラドにおける発掘隊から肋間
鎖骨が発見されたのですぐに送る、と電報が来ます。

彼は博物館での助手アリス・スワロウと、恐竜が完成させて、結婚すると約束をしていました。その日、彼が勤める博物館に100万ドル寄付すると約束し
ていた未亡人の弁護士ビーボディとゴルフをする約束がありました。

ところがゴルフ場には横着なわがまま娘、スーザン(キャサリン・ヘップバーン)に邪魔されます。にゴルフを楽しむどころではありません。晩にはレストランでビーボディと会食の予定。しかし、そこにも、スーザンが現れ、ひと悶着。

ビーボディ氏が来た時には、デイヴィッドは上着を、彼女はスカートを裂かれた状態で食事はご破算。

翌日デイヴィッドのところに例の肋間鎖骨が届きます。喜んで博物館へ行こうとするところへ、スーザンから「家に豹がいて、わたしを襲ってくる!」と電話が入り・・・。
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