井内利彰

競馬に携わってます

急上昇

2015-05-31 | Weblog
画像はクリノカルカソンヌ

29日、ゴールドシップのゲート再審査に同行しましたが「貫禄があるね。ゴールドシップを誘導してくれたよ」と須貝尚介調教師。
画像を撮影した乗り運動時も非常に落ち着いた雰囲気で歩けていました。

須貝厩舎からはドルフィンマークをイチオシするつもりでしたが、追い切りを重ねるごとにパートナーの動きが目立つように。
それがクリノカルカソンヌですが、追い切りに騎乗した中谷雄太騎手からも手応えあるコメントを聞くことができましたし、今年の1位はこれかも。

競馬王の公開ドラフトでは、1位抽選で負けたトウショウジャイロ
マイル以下の重賞なら3勝はできると思っていただけに、抽選ハズレはかなり応えました。

少し気になる点は1週前追い切りがかなり軽くなった点。
それまでに速い時計を出しているとはいえ、調教捜査官としては冷静に判断すべき材料かな、とも思っています。

推奨すべきかどうか迷っているのが、ノンゼロサム。
ゲート試験のダッシュ力を見れば、出たとこ勝ちといった馬。

すでにクラブのHPにも更新されていますが、ヒザに微熱を持ち、強い調教を課せていない状況。
これが良い方向へ改善するのかどうか、現状ではなんとも言えません。
今はCWを1周半乗るという調教ですが、そこでも少し煩い仕草を見せているだけに…。

公開ドラフトで上位指名してよかったと思っているのが、ジェントルハート
飼葉をむちゃくちゃ食べてくれるので、その食欲は見ていて気持ちイイくらい。

ほんと大人しくて、顔をなでなですると、ペットみたいです。
普段も大人しくて、これで走るの?という感じですが、追い切ると別馬。
3週目にデビューすることも決まりましたし、佐々木先生が勝ちたいという桜花賞を目指すことができる馬だと思います。

角居勝彦厩舎のヴァンキッシュランや友道康夫厩舎のココファンタジアは放牧へ。

どちらも指名に値する馬だと思いますが、特に後者の柔らかみは、僕の好きなタイプですし、走るステゴの牝馬って感じの体型。
帰ってきて、変なテンションになっていなければ、こちらも桜花賞に出走していそうな気がします。

すでに入厩経験のある馬だとこんな感じです。
クリノカルカソンヌ、ほんといいと思いますよ。
ちなみに東京デビューの予定です。

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