井内利彰

競馬に携わってます

坂路モニター

2010-08-26 | Weblog
今朝はトラックで調教する馬の数も多くなかったので、合間に坂路モニターを確認しながら取材を進めたりしました。

ちょうどモニターを見た時に今週予定のノヴェッロとセイシュンノヒビが併せ馬。やや頭の高いノヴェッロよりもセイシュンノヒビの方が走りはよく、ゴールでも先着。

セイシュンは来週デビューと聞いていたので、これは楽しみだなと思っていたら、騎乗していた武助手に聞いてみると「今週使うよ」とのこと。また「ゲートは遅くないし、今日でも一杯ではないからね。初戦から楽しみやね」とトーンは上々。

今朝の時計はエラーでしたが、ノヴェッロが4F53.0秒だったので、52秒台であることは間違いないですし、これは馬券的に楽しませてもらいます。

西園調教師がゲート練習のモニター前に陣取っていたので、隣に座ってエーシンジェイワンがゲート練習初日を見せてもらいました。

ゆったり入って駐立も全く問題なし。初日のため、前扉を開けるまではしませんでしたが「大人しいね、これなら来週にでも試験を受けられる」とのこと。ゲートでの様子を見る限り、堂々として風格まで漂っている感じ。これは楽しみですね。

なおエイシンモンジューは近日中に栗東へ入厩の予定。ただいつでも使える状態というわけではなく、栗東で様子を見ながらの調整ということになりそうです。

そして今朝の坂路モニターで一番驚いたのはウインバリアシオン。
※トップ画像の一番右、8.24登坂の様子です

野路菊Sを使う予定だと聞いていたので、4F54~55秒あたりだろうと思っていたら、テンから少し速い感じ。相手ハナショウブが一杯に追われるところを持ったままの馬なりで駆け上がって出た時計が4F51.5秒。これには担当している竹邑厩務員もびっくり。

ハーツクライも現役時代は坂路で速い時計が出ましたが、そんなところもそっくりなんでしょうか。これなら新潟2歳Sも十分使えそうっていうのが僕の印象です。

最後に短いお知らせ。

ひとつめは以前紹介したジョーアポロン。
今朝、中竹調教師に確認したところ、デビューは芝1500mではなく、9.20札幌芝1800mを丸山元気騎手で予定しているそうです。

ふたつめは昨日紹介したエリモロワイヤルのゲート試験。
昨日よりほんの少しだけ出が速かっただけですが、無事合格しました。

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