井内利彰

競馬に携わってます

フルール、元気です

2016-08-24 | Weblog
先週の北九州記念。

フルールシチー号は,疾病〔熱射病〕のため下見所で競走除外。

これには驚かれた方も多いでしょう。

どのような状況だったか、今朝、西園先生に聞いてみると「パドックを2、3周回ったところで担当者が『しっかり歩けません』というので、洗い場に入れたら、腰から倒れるように寝てしまって。獣医師に診てもらったら、熱射病ということで取り消しました。月曜日には栗東に戻ってきていますが、大事には至らなかったようで、今は元気。今日放牧に出て、涼しくなったら帰ってきてもらおうと思います」とのこと。

熱射病、熱中症といえば、池江泰郎厩舎時代のヤマニンウイスカーを思い出します。
それだけに走ることなく、事故がなかったことが幸い。

ちなみに、どうしてフルールが熱射病になったかということについては「まず、真夏に走った経験がないもんね。あと厩舎装鞍なので、他の馬よりも1時間早く鞍をつけるから、間にスポンジとかもあって、暑いんだよね。その分、発汗もするから、そういったことも影響したかも」と先生でした。

そして、画像はスリーソード。
これは23日の坂路馬場でのキャンターでしたが、24日は併せ馬での追い切り。

時計を見て、ガッカリした方もいるかも知れませんが、どうしてもテンに行きたがる気性。
今朝はそれがモロに出て、終い止まった感じです。
徐々に走り方を覚えていけば、きっと後傾ラップを踏めるようになると思うので、少し気長に見てあげてください。

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