井内利彰

競馬に携わってます

いきなり反省

2008-01-08 | Weblog
先日、あしたの単勝として取り上げたシンボリユタカオー。
でしたが、中山芝は馬ナリ系不振じゃないですか。
そんなことをすっかり忘れている自分が情けなかったです。

とにかく傾向は大切。

そんなわけでnetkeibaで先週の回顧と今週の狙い目のコラムをスタートすることになりました。
来週1/15よりスタート。

そのテスト原稿が出来上がりましたので、一度読んでみてください。
来週もこんな感じで原稿を書く予定です。

まずは中山芝。調教傾向が顕著だったのは1200m。
1日目に行われた1000万下のレースでは坂路単一で調教された馬が3頭しか出走していませんでしたが、そのうちの2頭が2、3着。その人気が10、12番人気ですから、いかに調教適性があったかを示しています。そして1、2番人気はトラック調教馬で勝ち馬からは約1秒以上も負けています。
よって1200mは能力以上に調教適性が問われるレースといえます。この傾向は時計が速くなればなるほど続くと思われるので、この週末に雨さえ降らなければ「中山芝1200は坂路」で大丈夫でしょう。

続いて中山ダート。こちらは1800mの結果に注目。
2日目に行われた初茜賞は1~3着までトラック単一で本数多く調教された馬が独占しました。この調教タイプの馬は4頭しか出走していなかったので、決して数に物を言わせた結果ではありません。人気馬がこの調教タイプになれば、かなりの確率で馬券に絡むので穴狙いの方にはレースが荒れるか堅く収まるかの指標としてもお使いいただけるはずです。
今週、重賞のガーネットSが行われる1200mは基本的に坂路調教馬が有利の馬場だと思われます。ただトラック調教馬が好走しているレースもあるので、ガーネットSの前日にあるジャニュアリーSの傾向を見て「速報!調教Gメン」で結論を出します。

京都芝。開幕週とはいえ先行有利ではない結果が続きました。
それを顕著に示しているのが内まわり1200mで行われた新春S。シルクドラグーンは4角回って10番手の位置から2着まで届きました。サンクスアロットにいたっては最後方から大外を回してあわやの4着でした。ともに上がり33秒台を繰り出しています。もちろんこんな脚を使えるのは坂路調教馬です。直線が短い内まわりでこの結果ですから、外まわりではより一層速い上がりが要求されるでしょう。こうなれば坂路で本数多く調教を積んだ馬の天下です。
今週の重賞は外まわりで行われるシンザン記念。こちらは「今週の調教Gメン」でしっかり解説させていただきます。

今週、最も調教傾向が出ていたのは京都ダート。
特に1800mはトラック、坂路問わず、一杯に本数多く追われた馬が好走しました。先週行われた5鞍中、3勝がこの調教タイプ。ちなみに「一杯に追われた」に該当する17頭の単勝を買い続けると回収率は237%、大幅にプラス収支です。
これにワンステップ加えるとすれば「持ち時計」。1日目の500万下を勝った8番人気のヒシウィンザーはメンバー中2位の持ち時計でした。
今の時計の速い京都ダートを勝つには「目一杯の調教と持ち時計」。これを両立させなければなりません。

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