井内利彰

競馬に携わってます

今週の取材

2008-08-29 | Weblog
今朝金曜までの取材の感触から手応えある馬をコンパクトにまとめてみました。

まず木曜の橋口調教師からは「滞在させて間違いなく10キロは増えているはず。連勝を期待している」というツルマルオジョウ(土札幌12)。

続く金曜は庄野調教師が熱く語ってくれました。

「以前は体質が弱くて調教をやり過ぎるとそれで終わっていたけど、今はビシビシ攻めることができる。馬は変わってるよ」というダイシンオレンジ(日小倉7)と「前走は3角で最後方まで下がる不利。岩田君も相当走るって言ってくれてるし僕の中ではこのレースの1番人気」と自信漲るネヴァーロック(日小倉8)。

マックスバリハイ(土新潟7)、ホッカイシーラ(日小倉6)もいいところ。

最後は「入ると思わんかったけど、メンバー次第ではええんちゃう」と白井調教師を札幌入りさせたケイアイプラウド(土札幌9)。

そしていつも金曜に掲載していた調教タイプの重賞データですが、こちらは来週から金曜更新に移動する「速報調教Gメン」として競馬総合チャンネルで掲載することになりました。

よって今週がブログアップでの最後となります。

キーンランドC
☆併せ先着は重要な好走ファクター☆

【過去の調教タイプ】
◇2006年
1着チアフルスマイル
└標準トラック 4人
2着シーイズトウショウ
└馬ナリ平均トラック 1人
3着ビーナスライン
└標準トラック 2人

◇2007年
1着クーヴェルチュール
└軽目トラック 4人
2着アグネスラズベリ
└標準トラック 2人
3着ワイルドシャウト
└標準多め坂路 3人

【過去からの考察】
 昨年は軽目トラックが勝っているレースではありますが、基本的には標準程度の運動量が必要なレースと言えます。また今年の1回札幌芝1200mでも標準トラックが好走している点から、軽目や標準少めは調教適性が低いでしょう。

【このデータに注目!!】
・最終追い切り併せ馬先着
[3-3-1-6]

 今年の1回札幌芝1200mに限ったデータですが、最終追い切りでどんな相手だろうと併せ馬で先着してレースに出走した馬の複勝率は約54%と信頼度抜群。単複の回収率も109%と馬券的妙味も十分です。

 札幌、函館の小回り馬場で追い切られて併せ馬で先着している馬は勝負どころで仕掛けられてからの反応が素早いということ。それがレースでも十分に活かされているからこそ、先着した馬が好走できるのだと思います。

 このデータを更に厳選すれば3頭の1着馬の調教タイプが標準トラックもしくは標準多めトラック。運動量が多いタイプになるので、本命馬は標準トラックの併せ先着から探すことになりそうです。

☆データ該当馬
6.ルルパンブルー
8.コパノフウジン
10.ゴスホークケン
12.トウショウカレッジ
14.プレミアムボックス
16.ピンクカメオ

【今年の調教タイプ】
1.キングストレイル
 馬ナリ平均トラック

2.キンシャサノキセキ
 標準トラック

3.シンボリグラン
 標準トラック

4.アイルラヴァゲイン
 標準併用
5.タニノマティーニ
 標準トラック

6.ルルパンブルー
 急仕上げトラック

7.ウエスタンビーナス
 標準少めトラック

8.コパノフウジン
 馬ナリ平均トラック

9.マヤノツルギ
 標準トラック

10.ゴスホークケン
 標準トラック

11.サンダルフォン
 急仕上げトラック

12.トウショウカレッジ
 標準トラック

13.ビービーガルダン
 馬ナリ平均トラック

14.プレミアムボックス
 標準トラック

15.ペールギュント
 標準坂路主体

16.ピンクカメオ
 標準トラック

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