井内利彰

競馬に携わってます

馬券はこんな感じでした

2016-05-29 | Weblog
ウマい馬券の購入買い目とほぼ同じ。
単勝を多くしているというだけです。

ですから、仮に競馬予想TV!に出演していても上位に食い込むような払い戻しではないはず。
なので「出たかった!!」という気持ちはさほど強くありません。

ただ、競馬場で「昨日のTV!に井内さんが出ていなくて本当に残念だった」とダービーの結果が出る前におっしゃってくださったお客様がいました。
自分の◎がマカヒキであることを告げて「自分の回収率が低いので、すいません」と頭を下げましたが、予想が当たる当たらない以前に自分に期待してくださる方がいることを思えば、TV!に出れないことを仕方ないと思うのは間違っていますね。

今シーズンの出演がないわけではないので、残された機会で結果を出していきたいと思いますし、この思いを来シーズンにもつなげていかないといけない思い。
これからの課題は、シーズンの終盤になるほど、毎週出演させていただけるような成績を残すことですね。

話は変わって。
今日のオープン型には佐藤哲三さんがスペシャルゲストで出演されましたが、そこでの調教解説は私自身が勉強になるようなことをたくさん教えていただきました。

たとえば、マカヒキの最終追い切り。走り方自体は変わっていないのに、ギアが上がっているという話。
私自身も追い切りを観た時に3F目と4F目のラップは同じぐらいだと思っていましたが、それが12.6秒から12.1秒で0.5秒も速くなっていたんですよね。
加速ラップを踏むことは大切だけど、さあよーいドンといってオーバーアクションで加速するよりも加速していないように見えて、加速している方が素晴らしいということをあらためて感じることができました。

いろいろ勉強になったダービーデイ。
なんといっても、こんな華々しい日に競馬場で仕事をさせていただけたことがなにより幸せ。
来年も仕事させていただけるようにしっかり努力していきたいと思います。

おめでとう、マカヒキ

2016-05-29 | Weblog
画像は日本ダービー優勝直後のマカヒキ。
上手に撮影できず、申し訳ありません。
でも、とりあえずの雰囲気を伝えたくてアップしました。

この中間、スマートオーディンに浮気しかけましたが(笑)、最終的にマカヒキに◎を打って悔いなし。
それはパドックで馬を確認した時にも思いました。

オープン型でもいいましたが、サトノダイヤモンドの状態が素晴らしく、一騎打ちしかないと思っていましたが、その通りの結果。
パドックでどちらが良く見えたかといえば、サトノダイヤモンドだったので、本当に最後のハナ差は運もあったような気がします。

レース直後、友道先生と握手しましたが、スローが映った時に思った以上に微妙だったので驚き。
ほぼゴール前の4Fから見た感じでは完全にマカヒキ有利だと思っていたのですが・・・。

写真判定で1着に3番が灯ってひと安心。

キズナ以来、興奮して感激した日本ダービーでした。