井内利彰

競馬に携わってます

先生へ

2016-02-23 | Weblog
いよいよ、今週で橋口弘次郎調教師が引退します。

いつかはこんな日が来る、そう思っていましたが、やっぱり早かったですね。

今回はnetkeiba.comのお仕事として、橋口先生への手紙を書かせていただきました。
「手書き」という、いつもとは違う入稿方法に戸惑いがありましたが、終わってみればイイことばかり。

一度、テキストにしてから手紙にしましたが、その文章を考えていると、自然と涙がたまっていきました。
機内でやっていたりするものですから、隣りに座っている人からすれば、気持ち悪かったかも知れませんね(笑)

また、書いた手紙を先生に読んでもらえて本当に良かった。
そして、返事を書いてもらう間に奥様とも一緒にいろんな昔話をすることもできました。

先生からの返事に関して、手書きという仕事依頼ではありませんでした。
しかし、せっかくなら先生の直筆をファンの方に見てほしい、と思ってお願いした次第です。

「適当に書いておいて」

最初はいかにも先生らしい言葉でしたが、結局、びっしりと書いてくれました。
書き出したら、止まらなかったようで、奥さんとふたりで「このくらいでいいんじゃない」と言ったくらいです(笑)

先生の手紙にもありますように、体調を崩されてからはあまり厩舎へお邪魔していません。
だから、この依頼がなければ、先生とああやって、ゆっくりと話す時間もありませんでした。


書いて、伝える。
ほんと大切なことですよね。


この依頼をくださった株式会社ネットドリーマーズ様には本当に感謝しております。
この週末を迎えるまでに、たくさんの方に読んでいただければ幸いです。

「橋口弘次郎調教師へ感謝の手紙」井内利彰