井内利彰

競馬に携わってます

タコをお忘れなく

2009-12-04 | Weblog
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今朝、スタンドへ行く前に必ず立ち寄る佐々木厩舎の洗い場で高木助手が、

「いうちさん!!」

と大きな声で呼ぶので何かと思ったら、

「勝つのはタコですよ」

と前日のブログで挙げたワールドワイドに待ったをかけられました。
そういやあ、2/11の抽選をくぐり抜けたタコも出走していたなあとその時に気付きましたが、ワールドワイドの動きがあまりに素晴らしかったから書いただけ。
タコとの力比較はしていませんでした。

高木さんはこれをブログに載せないでほしいと言っていたんですが、せっかくタコが勝ったらこんなことがあったって後から言っても遅いので載せましたよ。
あとは読者の皆様に馬券の判断はおまかせします。

さて今朝は先週から会えていなかった友道調教師をはじめとして、数多く厩舎取材ができたので2歳情報をサラリと書いておきたいと思います。

まずは友道厩舎から。

個人的に気になった話題はクリスティロマンス。
以前に『オークス向き』と聞いていた期待馬ですが、現在もその期待度は変わらぬようで「つい最近も見たけど、シングライクバードをひと回り大きくした馬体で雰囲気はいいよ」とのこと。うまくいけば年内に入厩する予定もあるそうです。

ちなみに昨日入厩したところではデルマプロティナ、今日入厩したところではグリッターウイングがいます。

そして先週使ったサクラルーセントは12.19の阪神芝2000m、「競馬に集中できていないみたい」というラプリマステラは放牧へ。
帰って来た時にはブリンカーの着用も視野に入っているそうです。

続いて白井厩舎からアグラフェーナ。
追い切りの動きが芳しくなかったので、どんな感じなのかなあと思って師に聞いたところ、

「放牧に出したわ。追い出してからトモの甘いところがあって、少し時間を掛けなあかん」とのこと。また追い切りのパートナーだったピサノジュメイラも「ひ弱い」とのことで、デビューの目処が立っていません。

前走が「太かったし、下見所でも覇気がなかった」というエースインザホールは芝への転戦。
「問題ないと思うし、前走の敗因を改善できるような調教内容にしたから大丈夫」と師は巻き返し宣言でした。

池江パパは会うなり「もう知ってるやろ。終わったことは言うても仕方ない」とダノンパッションの故障を嘆いていました。

今年の2歳は走る馬がことごとくアクシデントに見舞われている印象ですが、同じくレース前日にアクシデントになったゴールスキーが入厩してから順調にメニューを消化しています。

どうやら12.20の阪神芝1800mか12.27の阪神芝2000mにサクラエンブレムと使い分けをするようですね。
そのサクラですが「まだ前向きさが足りないから、あと2本くらい追い切りをやれば」ということで、来週末にはどちらをどちらに使うか決まりそうです。