井内利彰

競馬に携わってます

ようやく

2009-04-08 | Weblog
岩田騎手のさすがの騎乗で狙い目の単勝が的中。
ようやく長いトンネルから抜け出すことができました。

ディープスカイが競り合いに敗れ、キャプテンベガの前が開かないことに絶望を感じていましたが、最後にはようやく競り勝ってくれて。
やっぱり決めてくれたのはスパルタだったか、なんて思っております。

これまでも気負っていたわけではありませんが、少しは気楽に番組予想もできます。
かといって安心できる数字でもないので、シーズン終了時には上位争いができるような成績を残していけるように頑張りたいと思います。

さて今週のトレセン。
先週と変わらず、時計は普通に出る馬場状態でした。

G1出走予定馬の特殊ゼッケンが目立ちますが、やっぱり「今出てきた馬とって」とおじさん連中に頼まれると断れません。
なのでG1出走予定馬よりも優先して、未勝利馬の時計を押さえることなんてザラにあります。

けど実際の馬券は意外とおじさんが教えてくれる未勝利馬だったりするわけですから、やっぱり現場での調教取材は欠かせません。

そんな未勝利馬の一頭が西浦厩舎、相良助手が担当するアクアブルースカイ。
ここまで2戦して全く見せ場のない競馬が続いている「こんな馬どうやって狙うの?」っていうサプライズ馬です。

ところが先週からDWでの動きは良くて、今朝も長谷川騎手が跨るパールグレイピアスの内を楽な手応えでラストは12.3秒、柳田助手が相手の手応えを確認するくらいまだまだ余力は残っていたようで、調教の動きからは十分に狙えます。

そして相良助手も「複勝くらいやったらええんちゃう」ということですから、ちょっと買ってみます。

話を先週に戻してバンガロール。

「直前の雨で芝に水がたまる状態で完全に上滑りする馬場やったな。何回も手前を替えてたから、ツルンツルンに滑って怖かったんやろ。しゃあないわ」と佐々木先生。

また立山厩務員は「着いてから尋常じゃないくらい煩かった」ということですから、12キロ減の馬体重は現地での興奮で減ったものだと思います。

そんな状況が重なっての敗戦ですから、これも競馬と思うしかありません。
次走はNHKマイルCに投票して除外になれば、その権利で葵Sを使うというのが予定です。
静かに次走を見守りたいと思います。

そしてタコが今日入厩しました。
検疫の関係で今週入れることができたようなので、近いうちに競馬場で見ることができるかも知れません。