人生は 五 七 五

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(by mother teresa)

相手の気持ちについていく

2005-12-25 15:20:45 | Weblog
今日はクリスマス、少し晴れてぽかぽか、してくれればいいな。チキン食い過ぎて、辛い。

最近、カウンセリングの仕事に少し関心を持ち、カウンセリングの入門書のようなものを読んでみました。河合隼雄の本です。

そこで、読んでいて思ったことは、カウンセリングで一番大切なことは、相手の気持ちについていくことだそうです。なるほど、相手の気持ちについていくことか、と思ってちょっとイメージしてみました。ところが相手の気持ちについていくというのは非常に、難しいです。

相手がどんな気持ちか分からないのが一つ、話が面白くないと、つまらないという気持ちになり、相手の気持ちと言うより自分の気持ちについて行ってしまっているのが一つ、と言うようにめ。

でも、この相手の気持ちについていくのは、カウンセリングでなくても、人間関係を円滑にしたり、穏やかに対話するためにも、また、相手と争わずにコミュニケーションをするためにも大切な技術かなとちょっと思いました。

相手の気持ちについていくために、技術的なこととしては、相手の言ったことを繰り返すようですが、でもただ繰り返していても何か技巧的にしているだけで、自然な気がしなくて、態とらしく何処かで言われたことをそのまましているような感じがするので、多分相手との自然なやりとりで、相手の言ったことを、自分で整理する形で、相手の言ったことを繰り返せば自然になるかなと思いました。

最も、何かの方法を本で身につけようとして、書いて在る通りの事を試してみても、分からないことが出てきて、それを本で探して、解決すると、また次の疑問が浮かび、その疑問が次々浮かんでいって、疑問の迷宮に入ってしまいます。(これが技術的なことを本で学ぼうとする時の難しさです。)

だから、カウンセリングを身につけたかったら、どっかに行って習わないと駄目だろうなと思いました。他の色々なお稽古事と同様に。

今日からちょっと、人と接したり話したりする時、自分の気持ちにばっかついていかず、相手の気持ちについてって見ようかなと、少し試してみようかな。