好奇 高齢者 の呟き

地場産業や蒲原の風景 山 山野草 良寛歌碑、 史跡 旧北国街道を訪ねる、 また聞いたり話した、方言を紹介したい、 

長善館 企画展 12月27日まで

2007-12-06 23:13:19 | Weblog
燕市粟生津 長善館史料館  入場料  100円
文臺(ぶんだい)初代館主から孫虎雄までを観てきました。
(写真は良寛木像   文臺(ぶんだい)木像 
幕末の漢学塾  長善館と言う名前の由来(説明から)

学記の文章から引用したものです、
学ぶ者には4つの欠点があるものです 教える際に心得ておきましょう、
人が学ぶということについて 或いは多すぎたり 或いは少なすぎたり
或いは安易にすぎたり, あるいは止めて しまったり するものです、
この心は同じではないので その心を知ってあやまりを 正してやるように

教師たる者は 学ぶ者の長所を見つけて 伸ばしてやり 欠けているところを     補ってやる事が肝要なのです。

文臺が江戸から帰った22歳から36歳まで良寛が亡くなる直前まで
2人も交流は 親密の度加えていた、
良寛から文台へ

孟冬是十月    折りしも冬の初めの十月
寒雨正霏霏    冷たい雨がしとしとと降る
不堪寂寥出門去  今日は出掛けられいでと困っている ちょうど貴方から
宛逢故人贈新詩  新作の詩が送られてきたのでした、

草庵風雪裡    風雪の閉ざす5合庵訪れる来る人も無い、
一投相思詩    私を案じて詩を送ってくれる好意は有り難い
不知何以報    何をもって報いたらよいのか
含翰愧所思    筆に託すしか出来ないのを恥ずかしく思う、

久方の雪踏み分けて 来ませ君 柴の庵に一夜語らん。 良寛より

まだ多くの詩歌が有ります又後日に 
二代 軒(てきけん』先生の書  忠臣蔵を読む12集も紹介

軒(てきけん)の五男鈴木虎雄先生は 長善館で学んだ後 東京帝国大学文科大学漢文科
卒業 早稲田大学 東京帝国大学講師 京都大学教授  文学博士 日本学士院会員
文化功労者 文化勲章を受章 著書は中国の韻文を中心に多数。
昭和37年燕市名誉市民となる. 勲一等瑞宝生章。 

コメント
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