関ケ原駅発行 柏原/垂井・新垂井ゆき乗車券 ~その1

昭和51年6月に東海道本線関ケ原駅で発行された、柏原、垂井・新垂井ゆき片道乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋のB型矢印式大人・小児用券で、名古屋印刷場で調製されたものです。
着駅の「柏原」という駅は国鉄(現・JR)には複数ありますが、東海道本線にある「かしわばら」駅です。他に、現在はJR西日本管轄となっている関西本線の「かしわら」駅と、同じくJR西日本管轄となっている福知山線の「かいばら」駅がありますが、読み方は違っても、漢字で書けば「柏原」駅です。

そのため、乗車券類には東海道本線のかしわばら駅を「(東)柏原」、関西本線のかしはら駅を「(関)柏原」、福知山線のかいばら駅を「(福)柏原」と線名表記することになっていますが、近距離乗車券や入場券等で混乱の恐れがないと認められる場合には表記を省略することができるため、この券には表記はありません。

ちなみに、近畿日本鉄道(近鉄)道明寺線にも同じ漢字の「かしわら」駅がありますが、こちらはもともと私鉄の駅ですので線名の表記は付けません。


ところで、この券にはまだまだ話題にできるネタがあります。柏原駅と反対側、東京方面の着駅である垂井駅および新垂井駅については、次回エントリーのテーマと致しましょう。

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