JR東日本 「◯社」羽沢横浜国大から180円区間ゆき 片道乗車券

2021(令和3)年12月に、JR東日本東海道本線(東海道貨物線)羽沢横浜国大駅で発行された、同駅から180円区間ゆき片道乗車券です。


   

桃色PJRてつどう地紋のA型金額式券売機券となっています。
同駅はJR東日本の東海道本線(東海道貨物線)と相模鉄道新横浜線が接続する共同使用駅で、駅務は相模鉄道が管理しており、JRの窓口は無く、長距離乗車券等の近距離用券売機で発売することのできない乗車券の発売は行われていません。

JRの近距離乗車券は券売機で行われていますが、JR専用の券売機はなく、相模鉄道の券売機にJRの口座が組み入れられている形態で発売されています。そのため、発行される乗車券の様式はJRのものに準じていますが、フォントや券紙がJRのものとは異なっています。

両社ともに旅客に対して路線の正式名称で案内することはなく、JR東日本では「埼京線直通」または「相鉄線直通」と案内され、相模鉄道では「相鉄・JR直通線」または「JR直通線」と案内されているようです。

同駅では、運賃計算上の隣の駅が同駅発着の全列車が通過する東海道本線の鶴見駅となっていることから、開業と同時に運賃計算の特例が新たに設定されています。これは、列車運転上の隣駅である南武線武蔵小杉駅までの現行運賃は310円ですが、JR直通線が通過する東海道本線鶴見駅までの営業キロが短く、同駅から武蔵小杉駅を経由して鶴見駅まで乗車した場合の運賃が170円となることに拠ります。
それでも、羽沢横浜国大駅から鶴見駅間の駅間キロ程は8.8 kmで、首都圏のJR電車特定区間内では最長の駅間距離になります。

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